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タタ奈々と空稲で二次してます。 どちらのジャンルも原作設定をメインとしております。
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突然な思いつきで小話をひとつ書いてみました。
もどかしいのはタタルさんばかりでは、なかったw





うわ、ひとつ。ツイッタに、強烈な一言が今降ってきました。
ちょっと動揺してます。
実現したら、私の色んな望みがかなっちゃうもん。
何年かかっても実現したら嬉しいのに…。

拍手[4回]



◆◆◆



やっとリビングの掃除が終わり、寝室を掃除しようと掃除機を持って
部屋に入ると、てっきり本の部屋(普通なら書斎、とでも呼ぶところでしょうけど)
にいると思った彼が、ベッドでお昼寝中でした。
今週は仕事も色々立て込んでいたようで、疲れているのでしょう。
割合と 音にも過敏な人が、ぐっすり眠っていて目を覚ましません。
流石に起こしては悪いと思い、それなら本の部屋から先にと思ったところで
ふと手が止まりました。



いつもすぐ目をさましちゃうのに…。


今日は普段ボサボサで隠れてる彼の目許も、髪が額から上がっていて
よく見えます。
本当に長い睫だなあ、とつくづく眺めて、どちらかと言うと女性的にも感じる
彼の口唇とか、細い顎、白い細い鼻筋、意外とキリッとした眉など
順々に目に入ります。
彼が起きている時はこんなにじっとは見つめられないけど、
今なら…。

肩の辺りを涼しい風が吹きぬけて行きます。
今日は外の喧騒も、穏やかでまるで潮騒のように心地よく感じました。
時間が止まってるようにも感じるな…。




「どちらかにしてくれないか?もどかしいから」
どきりとするほど至近距離で、彼の低い声が聞こえました。
え?
と思って見るといつの間にか、わたしがとても間近に彼を見ていたことに
気づき、びっくりして離れました。
彼はいつも眠そうな目をことさら眠そうに開いて、こちらを見ていました。
「………」
わたしはあまりに驚いたので、声が出ません。
「こうするつもりじゃなかったのか?」
彼はゆっくりと体を起こすと、そっとわたしの頤(おとがい)を
細い指で持ち上げて、優しく口づけました。
「………」
まさか見とれてた、なんて言える訳もなくこっくり頷くと
そっと、でも胸の高鳴りを抑えながら
わたしから彼に口づけを返しました。




※あとでイラストもアップするかもです。
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次女妊娠中にQEDにはまりました。
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思ったら、目をつむって十数えてなかったことに
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