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タタ奈々と空稲で二次してます。 どちらのジャンルも原作設定をメインとしております。
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なんて必死な人たち(笑)



ツイッターに診断メーカーと言うものがあります。
名前を入れてぽちっとすると、アレコレ面白いことを言うのですが、
その中で『もし好きな人にぎゅーっとして』と言われたら、と言うのが
ありまして、そぞろ歩き~空の下~ のmoggyさんが
八雲君と晴香ちゃんでやってみたところ、こんなのが出ました。

好きな人「ぎゅーってしていい?」
晴香「いいけど十秒だけだよ」
好きな人「えっ」
晴香「約束守れないならさせない」
好きな人は仕方なく命令に従うことにしたようだ…


めーーーいっぱい頑張ってツンデレの晴香ちゃん(笑)
そして命令に『従う』八雲ってーーーー!


最後のコマだけいつものツンデレ八雲君になっちまいました。
やっぱツンデレは八雲君の専売特許だなあ(^_^;)

敬愛する先輩ママさん、moggyさんに捧げます。

コメント、拍手たくさん頂いてます。
次回更新でお返事させて頂きます。

拍手[2回]

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◆◆◆
電車にて


八雲:お前な、外出る時くらいは人目気にしろ
晴香:え?!どこかおかしい?もしかして髪はねてる??
八:……アホ(前の座席に座ってるヤツがさっきから、お前ばっかり見てるんだ)
晴:(八雲くんばっかり見てて、ほかの人の視線なんて気づかなかった…)

◆◆◆



今日は八雲くんのお誕生日と聞いたので、頑張って描いてみました。


……私の絵柄のバリエーションが少ないので、同じくしゃぐ頭で眠そうな目の八雲くんは
若干いつもの人(笑)とキャラが被るのですが(絵的に)、何分若さが違うのと
八雲くんボサボサはスタイリッシュだけど、いつも描いてる人は本当にボサボサとか、
結構違いがあります。でも結構長い間迷いました、お顔。

やや綺麗め系と思われるので、顔だち的にはタタルさんと史紋さんの中間をとってみた^^;


晴香ちゃんはね~moggyさんの所の晴香ちゃんが私のジャストイメージなので、
私のはmoggyさんの二次創作です(それって三次創作って言わないか?)。



ううっ八雲くんのファンの方ごめんなさいm(__)m
(先謝っちゃおう)


はい今日はこれで逃げます。

拍手[2回]

す……すみません、とうとう書いちゃった^^;
ただ八雲君はまだ読み込みが甘くてキャラが掴めてない上に
随所でミスをしていると思います。
見つかり次第訂正をします。
ここに出てくる真人くんは四巻と七巻に出てきた大森真人くんです。
勝手に奈緒ちゃんの恋人役に抜擢。
あれだけ苦労してる彼なので、将来イイ男になりそう?と思ったり。
そ、そう言えば私八巻もまだ読んでないですね(^^ゞ
こんな見切り発車で書いちゃったんで荒いところは、見逃してください。


空も飛べるはず~前篇~ 
 


俺が奈緒に初めて出会ったのは、15歳の夏のことだ。
戸隠に彼女の兄の八雲さんと、その恋人の晴香さんの実家に
遊びに来た時に、紹介されたのだ。
八雲さんと晴香さんとは俺にとって、生涯忘れることの出来ない事件で
知り合い、関わりそして当時小学生だった俺は、彼らのお陰で助かった
訳なので、俺にとっては命の恩人と言ってもいい。
だから彼らが戸隠に来た時は、必ず会いに行った。
 
停められた車の側にいる晴香さんに声をかけようとして、
そこにいる奈緒に気付いた。
 
「真人くん、久しぶりね。しばらく見ないうちに、また背が
 伸びたんじゃない?」
相変わらず晴香さんの笑顔は優しい。
正直、あの八雲さんに睨まれるのは何か非常に恐ろしいので、
ここだけの話だが、俺の初恋の人は晴香さんだ。
だから彼女に会えるのは、とても楽しみだった。
「一年で5センチは伸びました。ところで、その子は?まさか、
 八雲さんと晴香さんの子供じゃないですよね」
ドキドキしながら、そんな冗談を口にした。
「奈緒は10歳だ。そんなにデカイガキ、いてたまるか」
車の中から眉間にシワを寄せた八雲さんが出てきた。
「奈緒ちゃんは八雲くんの妹よ」
晴香さんは、その奈緒と呼ばれた少女をそっと前へ押し出した。
奈緒は-----初めこそ恥ずかしげだったが、次には俺を長い
黒い睫毛の、大きな目で見つめた。
 
どきりとした。
 
それに先程は冗談で子供かと言ったものの、八雲さんの妹とあって、
八雲さんによく似た白い肌、柔らかなふわりとした黒髪は印象的だ。
 
「こんにちは」
俺が少々はにかみながら、挨拶をすると、何だか思わぬ所から、
鈴の鳴るような声がした気がした。
『こんにちは。お兄ちゃんたちから話、聞いてました』
「……………………」
思わず振り返ったものの、誰もいない。そこでもう一度
目の前の奈緒を見つめた。
「真人くん、奈緒ちゃんは耳が生まれつき聞こえないのよ。
 その分なんと言うか……」
呆然と奈緒を見つめる俺に、晴香さんが説明した所によると、
奈緒は耳が聞こえない分、表層ではあっても人の意識を読み、
少しではあっても人に自分の意志を心で伝えることが出来るのだとか。
普通なら信じない所だが、兄の八雲さんからして、亡くなってしまった
人の想いを『見る』ことの出来る人だから、俺はあっさり信じた。
そうでなければ、今した声も説明がつかない。
そっと手を差し出した。
奈緒はまだ小さな華奢な手をやはり、差し出して俺の手を握った。
 
 
-----それが俺と奈緒の始まりだった。
 
 
 
 
それから五年経って、俺は東京の大学に通うため、長年親代わりを
してくれた叔父夫婦の元を離れ、独り暮らしを始めた。
そして今年からアルバイトも。
それは偶々の機会に再会した、八雲さんの仕事を手伝う
アルバイトだった。
八雲さんの仕事は複雑だった。尤もこれは彼にとっては副業のようで、
あくまでも本業は彼の叔父の寺を管理することらしい。
僧侶としての仕事は本山から来る本職の僧侶が行うので、
八雲さんは本当に寺と墓地の管理だけをしている。
大体幽霊が見えるのに、墓地や寺が職場では余りに辛い。
だから彼はほとんどを副業の事務所-----俺のアルバイト先になる、
失せ物探しの事務所にいることが多かった。
 
 
奈緒と再会したのは、そこで働き始めてひと月も経った頃だ。
 
五年前十歳だった少女は15歳。
正直、驚き以外の何物でもない。
十歳でも印象的だった少女は、紛れもない美少女に成長していた。
 
声も出せずにいる俺に、八雲さんが背中越しに声をかけてきた。
「真人、奈緒に手を出すなよ」
「な、なんですか。藪から棒に。八雲さんこそ、シスコンですか?」
「違う。お前の為だ。----奈緒の父親はバカの百万個は付けていい、
親バカで、しかも猪突猛進の猪で熊だ。そんな男を敵に回したいか?」
興味なさそうに、昨日依頼人から届いたファイルを見ている。
奈緒はクスリと微笑った。
「お父さんはとてもイイ人だけど、わたしのことだけ少し、うるさいの」
俺は驚いた。
「奈緒ちゃん……君」
話すことが出来る?!
「聾唖者の支援団体から、ボイストレーニングとかそう言ったことを扱う
 いいドクターを紹介されて、発声だけは出来るんだ。コイツの場合、
 身近な人間だけなら聴く方も、あっちの能力でなんとかなるからな。
 普通に生活する分には問題がないんだ」
「そう言えば、ヘレン・ケラーも話せたそうですよね」
俺はちらりともう一度、目の前の奈緒を見た。
「長い間は疲れるから無理」
奈緒は苦笑した。
「奈緒、何しに来た?」
八雲さんは相変わらずファイルから目を離さないまま、言った。
「晴香さんから渡されたよ。お寺に寄って来たの」
封書を一枚差し出した。
セーラー服をひらりと翻して奈緒はまた、扉のノブに手をかけた。
「真人くん、お兄ちゃんをよろしくお願いします。素直じゃない人ですけど」
15歳にしては婉然と微笑って奈緒は出て行った。
 
 
そのあと、俺たちは何度もその事務所で会うことになり、
それが二桁をカウントする頃に、偶々八雲さんの居ない日に二人で話し込んで
(半分は心の会話だったが)奈緒の帰宅が遅くなった日があった。
一人で帰す訳にはいかず、ごく自然の成り行きとして彼女を送って行ったのだ。
まだ事務所でした会話の名残で、帰る道々、奈緒との会話(心話?)
は楽しかった。
彼女相手だとまず繕いたくても、繕えない。
しかもそれを相手にプレッシャーに感じさせない頭の良さもある。
それを奈緒に伝えると、すでに声では少し話し疲れていた彼女は、
心で伝えてきた。
『そんなこと……言ってくれたのはお父さんと、真人くんだけだよ。
大抵、学校のコたちは嫌がるもの』
奈緒は学校に同世代の友人がいないようだった。
しかし寂しくないと言う。
『お父さんとお母さんが大切にしてくれるし、
 お兄ちゃんも晴香さんもいる。わたしはラッキーなの』
 
笑顔に偽りはなかった。
彼女に嘘はつけないが、彼女も嘘をつかない。
 
 
 
そろそろ奈緒の家の前だ。
奈緒の父親は刑事だ。
そう言えば戸隠で以前事件があった時、熊のような無骨な男が、
八雲さんと晴香さんと一緒にいた。
なので奈緒の自宅は、警察の官舎で、集合住宅である。
マンションの入口を見た奈緒がびくりと止まった。
陰になってよく解らなかったが、それこそ黒い熊のようなものが
ゆらりと動くのが見えた。
 
「奈緒!無事だったか!!」
がばりと奈緒を抱き締める。
「いやもう、暗いのにまだ戻らないと敦子が言うもんだから、
 心配して心配して。かけたくもない八雲んとこに13回も電話
 しちまった」
 
携帯の時計を見ると七時半。
心配と言えば言える時間だが………。
するとその俺の呆気に取られた視線を感じたのだろうか、
奈緒の父親はじろりと、本当にじろりと言う音がしそうな勢いで
こちらを睨んで来た。
「…………誰だ」
「お父さん、真人くん。戸隠で会ったことない?お兄ちゃんと
 晴香さんの知り合いの」
「戸隠のヤツがなんでこんなところにいるんだ?」
「お、俺は……」
あまりの迫力に声がろくに出なかった。
「今、お兄ちゃんの事務所でアルバイトしてるの」
「フン、八雲の手下か。アイツ人使い荒いからな。
 …………それでなんでここにいるんだ」
「お兄ちゃんの事務所に用があって、遅くなったから送って貰ったの」
熊のような男は奈緒を背中に隠すと、俺を睨み付け-----そう、
まさにギラギラに睨み付けて、奈緒に向き直った。
「今日、八雲は事務所にはいないと言っていた。兄貴もいないのに、
 何の用で行ったんだ?」
「…………………」
何故か奈緒は紅くなった。
それは----俺にとって嬉しい兆候のような気もしたが、
今はとても……タイミングが悪い、ような、気がする。
「奈緒、先に部屋に入れ。敦子も心配してる。………それとだな、
 当分八雲の事務所には行くな」
奈緒が部屋に入るのを見届けると、奈緒の父親は今度はまっすぐ
俺の前に立った。
「奈緒に何をした」
「何もしてません、まだ」
「まだあ?------いいか、奈緒はこの俺の、後藤家の可愛い可愛い、
 それはそれは大切な娘なんだ。幾ら八雲の手下でも、奈緒に近付く
 権利はない。」
そこまで一息でしゃべり、これまた近くの酸素が全て無くなる勢いで呼吸
すると
「今度また奈緒に近付いてみろ!俺の刑事生命全てをかけて、
 この世から徹底して貴様を排除してやるからな」
と俺の襟首を掴んで言い切った。
唾を飛ばさないで欲しい。
 
 
 
あの場からどうやって熊の………奈緒の父親を振り切って帰宅出来たか、
記憶にないのだが、成程あれが八雲さんの言う、猪で熊なのだと理解した。
すごい父親だ。
万が一奈緒と付き合ったりしたら、どうなるだろう。
 
 
しかしだからと言って、最近では楽しみと言うより無くてはならないもの
になりつつある、奈緒との会話を止める気には到底ならない自分がいた。






※や、大和さん。すみません。
非常に不出来です。こんなに自信なくてアップするのも初めてだ。
単に後藤さんと奈緒ちゃんを書きたいだけで……。
うっかり見ちゃった八雲のファンの方、本当に申し訳ありませんm(__)m
続きは……どうしようかな。

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森伊蔵
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主婦
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読書・お絵かき・料理
自己紹介:
次女妊娠中にQEDにはまりました。
当然ですが、原作者および版権元様とは
一切関係がありません。
閲覧に関しては、個人で責任を負ってください。
著作権も一応手放してはいないので、
ご利用の際はご一報下さい。

……なんじゃ!このネタ!?と
思ったら、目をつむって十数えてなかったことに
して欲しいです^^;
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