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タタ奈々と空稲で二次してます。 どちらのジャンルも原作設定をメインとしております。
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拍手ありがとうございます!

いやいや、なんか夏のような陽気だったのに突然三月上旬に
逆戻り…。
皆様風邪などひいてませんでしょうか?
四月はどうしても新生活で忙しいし、気も使うしでお疲れかと
思います。
お時間出来た時はまったりしよ~♪


さて読みました。
軍神の血脈。
今子供たちに時間がかかってることもあって、
もう少し読むのに時間を要するかな…と思ったのですが、
高田先生の文章は読みやすいのと、面白かったので
ぐいぐい読んじゃいました。
感想はややネタバレもあると思いますので続き記事からです。

拍手[6回]



『軍神の血脈/高田崇史・著 講談社』


楠木正成に興味があったので、非常に面白かったです!
戦前の南朝正統(でも今現在も系譜を見ると南朝正統で数えられてるんですね)の
史観から、逆に戦後、と言うか私が歴史の授業で教わった頃は
建武の新政で体制変わりました~、以上終了!みたいな教わり方しか
していない南北朝。
友人がたまたま卒論に後醍醐天皇の長男、護良親王を選んでいたので
話を聞くことがありまして、わたしも不思議に思いました。
後醍醐天皇と言う人は息子の護良親王に対しても、非常に使い捨てな
印象が強くて(一番働かせた割に皇位は、一番寵愛した阿野廉子が産んだ子に
譲ろうとしていた)、正成の最後のセリフにしても、どう読んでも
『わたしに死に行けってことですね』と言わんばかりなので、
心から忠臣として仕えきったと言うには、何か違和感があるなあと思っていました。
この本は、そんな謎にきちんとした答えが出ていました。


書かれていた正成像がすご~くカッコいい!です。
特にエピローグのシーン。
足利尊氏の表情を想像してにまにましちゃった。
だって敵地に『これが正成の首です!』って正成本人がたった一人で
乗り込んでくる。しかも尊氏一人しか顔を知らない。
尊氏を見込んでの戦法なのだと、ストレートに伝わりますもんね。

正成の復権と共に、尊氏の復権も果たしてる所が面白かったです。


個人的に…舞台が首都圏だったせいか
出てきた寺社が行ったことあるところばかりでした。
ないのは霊厳寺かな。
あの結界は明治神宮のこと考えると、明治になって引かれたラインってことに
なりますよね?


そして主役の瑠璃ちゃん。
戦中軍人だったおじいちゃんと言うのは、結構孫としては
いかめしかったりするもんです。
私の祖父も職業軍人で非常にコワイおじいちゃんでした。
代々木に住んでるって、案外タタルさんちのご近所さんなのではw
探偵役の京一郎さんは…お姉さんが良かったです。
何時間もしないうちに、愛媛から皇居近くまで来れる行動力ってどんなん…。


分厚い本ですが、一気に読める面白い内容でした!
高田先生、ありがとうございました~。
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思ったら、目をつむって十数えてなかったことに
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