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タタ奈々と空稲で二次してます。 どちらのジャンルも原作設定をメインとしております。
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ハイ!お約束通り、15日が過ぎましたのでレビュー?します。
えー、もうネタバレっつーか、ダダ漏れになると思いますので、
これから購入をお考えの方は、大変ご考慮の上閲覧ください。
(多分参考にならないと思う( ..)φ‘‘)

建物に苦労したこのイラストは悪(巧みの盟)友、遊月さんの御嬢さんに
捧げます。これこそ由縁と言えましょう。

レビューは続き記事からです。

拍手[9回]




さて、もうタタ奈々から語りたいのをまず、深呼吸して置いといて(笑)
二つのテーマ、ホームズと源氏物語です。源氏…と言うか紫式部の謎と
言った方が正解かもしれません。
高田先生の御説は、いつも全て賛成!と言う訳ではないのですが、
必ず『あ!そうか!それがそうならここはどうなんだろう』と言う言葉が
あり、いつも読んだ後あれこれ考えたくなります。
前回の伊勢の曙光もそうだったんですが、まだ突き詰めると発展しそうな
説で、いつも楽しませて頂いています。


ミステリー好きなのに、はなはだ勉強不足の私は実はホームズを
読んだことがありません。(ポアロは全部読んだ)
多分読み始めたら夢中になるだろうなーと言うことは
映画を見たり、派生作品の『DR.HOUSE』に夢中になったりで、
解るので近いうちに読みたいなあと。
なので今回はホームズに関しての仮説には、ノータッチでいきます。
すみません(^_^;)



そして、この本の内容が発表される前からの、お楽しみだった
源氏物語の謎!
謎…。
さすがに書かれてから千年もさまざまに研究されつくされてるだけに、
大きなものから小さなものまで、色々な謎があるのですが、
今回は作者の紫式部と登場人物の一人、『紫の上』に関する謎でした。
タタルさんにしてはテーマが色っぽかった気が(笑)

個人的には京都の紫式部の墓が、なぜか唐突に小野篁の隣にあるのか
理由が大変よく解りまして、すっきりしました!

そうか!
そう言えば能の演目にもなっていて、日本画の画題にもよくなるのですが
『源氏供養』と言うものがありまして、これが紫式部と源氏物語を
供養すると言う大変変わった風習なのですが、
(今で言えば二次元キャラのお葬式しちゃうような感じですかね~)
紫式部が怨霊と捉えられれば、成程、経文の裏にまで帖名を
書きつけてまで供養する趣旨もよくわかるような気がします。

紫の上=紫式部であるならば、現実の紫式部とは当時の人たちに
一体どのように捉えられていたのだろう…などと考えたりしました。

現代訳ばかり読んだ弊害なんですが、源氏物語の中に
これだけ『紫』と言うワードが歌に詠み込まれているとは
思いませんでした。
私も絵を描くので、染色などで使われる色名帳なんかで
よく色の名前を見るのですが、日本語の紫を表す言葉は沢山あって、
日本人がこの色にとても関心が深かったのがわかります。
国によっては不吉、と遠ざける国もありますもんね。

(色に関して面白いサイトを見つけました。関心のある方どうぞ
色ものがたり紫を染めるのに 紫草がどれくらい必要か…
などが解って面白かったです。作中紫の上は名前の割には紫と言うより
赤紫に近い色の着物をまとうことが多いのですが、それはやっぱり
真に紫を纏える出自ではなかったということなんでしょうか?)


小説の中でフィクションは完全なフィクション足りえないこと、
ノンフィクションは語られた(騙られた?)所からフィクションに
なると言う二重構造が面白い本です。
童話の『はてしない物語』も同じようなことがテーマになってました。


さて、ここからはタタ奈々タイム~!

いやもう。
のっけから外嶋さんがカウンターパンチ食らわしてくれます(笑)
『ああ、これはきっと奴は、奈々くんと結婚するつもりで
いるんだろうな、と』
一体薬剤師会の集まりでどんな会話をしたんだ!!
もう妄想膨らみまくりです。
多分余人からは(特に奈々ちゃんには)全くわからない
やり取りなんでしょうが、私タタルさんに関しては外嶋さんの情報は
完全に信用しております!
なのに…奈々ちゃん(笑)
全面否定ってどうよorz

こうなると気になるのは伊勢の最後のセリフですね~。
あそこで終わっていれば、あれは間違いなくプロポーズだろうよと
思うんですが、(しかも割合簡潔な言葉だったかと思います。
そんな長いセリフじゃなさそうだもん)…私三つほど考えてみました。
(懲りずに)
条件。
奈々ちゃんのお返事が『はい』であること。
ずっと待ってて、あんな場所で言うなんてヒドイ(笑)な言葉なこと。
このあとブルームーンで永遠の愛を示したくなるようなセリフで
あること。(断じて拒否じゃないww)

1.『今夜泊まっていかないか?』
2.『これからも付き合ってもらえないか?』
3.『ずっと傍にいて欲しい』


…今文字にしてみて思ったんですけど3番がしっくりくるかな~。
もう速攻既成事実を作りたい私としては、
1番がお勧めなんですが(笑)

タタルさんはコレでプロポーズって思ってるけど、
率直に申し込まれてない奈々ちゃんは、『お付合いはしてるけど結婚なんて
まだタタルさんも言ってないよね?』な感じでしょうか(爆)
(でも沙織ちゃん結婚式二次会のお話から、どうも何もない訳では
ないらしいことも察せられる感じです)



でもおかげさまで、まだまだタタ奈々を…じゃなかった
QEDを続けて読んでいけそうなフラグです。
この本読んで何が嬉しかったって、それが一番うれしかったんです。
始めたと同時に終わりを予期された活動だったもんで(^^;ゞ
予想外のプレゼントでした。


それでももう自分の将来を(勝手に?)決めて、落ち着いたのか
タタルさん、随分優しくなりました。
奈々ちゃんのセリフから、以前のように一年に二回や一回の出会いではなく
割合緊密に会ってることが解りますし(妄想ですが、タタルさんの
読んでる本に言及してるあたり、タタルさんのマンションで
会ってるんでしょうか(#^.^#))それになにより、
前のベーカー街の問題の時は散々渋って、奈々ちゃんの立場なんぞ
言葉にも出さなかったタタルさんが、『きみも一人じゃ退屈だろうから』
なんて!!
皆さん!ここ、拡大コピーですよ!!!
有り得なかったセリフかと思います。
出雲大遷宮では、熊さんにも驚かれてましたが、
タタルさんが自分に関わる人間関係に、距離を置かなくなったのが
解りますので、この新刊はウキウキと変化真っ最中なタタルさんが
楽しめる…と言うことでしょうか?
残念なのは暫定婚約者にはどうも伝わってないようだと言うことですね(^_^;)


巻末のパーフェクトガイドブックは、当選した方からのご厚意で
見せて頂いたことがあるのですが(suze様ありがとうございました)
結構大事な部分が変更されてるような…。
突っ込みどころ満載なんですが、いずれサイトのaboutページの
登場人物紹介を改造しようと思いますので、その時に得た情報を
反映出来たらなあと思います。
読者からの希望がこういう形でかなえられていて本当にうれしかったです!(^^)!
高田先生、講談社の第三文芸部の方々ありがとうございました~!
諦めないでヨカッターー。


もう大変長くなっちゃたので、この辺で。
語るより描け!ってことでこれからも邁進して行きますので
よろしくお願いしますm(__)m
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次女妊娠中にQEDにはまりました。
当然ですが、原作者および版権元様とは
一切関係がありません。
閲覧に関しては、個人で責任を負ってください。
著作権も一応手放してはいないので、
ご利用の際はご一報下さい。

……なんじゃ!このネタ!?と
思ったら、目をつむって十数えてなかったことに
して欲しいです^^;
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