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タタ奈々と空稲で二次してます。 どちらのジャンルも原作設定をメインとしております。
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ブログ、更新してない間も変わらず拍手ありがとうございます。
とても嬉しく思っています。

裏の更新をそのまま引き続き行きたいところなんですが、
ちょっとお正月の疲れが出たな~なんて先週、思っていましたら、
考えていたよりも症状がひどくなってしまいまして、
少し寝込んでました(^_^;)
ぼちぼち復活の兆しなんですが、子供の水疱瘡が落ち着いたら
今度は自分が医者通いかな、と言う感じです。
でも元気になったら描きたいことたくさんあるので
まだまだ頑張ります。


で、倒れてる間読んだ本の紹介。
出版されたのはかなり前の本なので、少々時代設定に古さが
あるのですが、QED読者にはお馴染みの時代を扱っていて読みやすいかな?
とも思うので感想書きます。
興味のある方は続き記事からどうぞ(^-^)

拍手[2回]


蒼夜叉 / 著者・高橋克彦 講談社文庫

カテゴリーは一応ホラーになってますが、犯人を推理する部分がない
だけで、歴史ミステリーと言ってもいいかな?
私的には、探偵役の剣(はばき)杏之介とヒロインの綾部万梨子が
すこーーーしタタ奈々ちっくかなあ(笑)というところで読んでました(あからさま^^;)

同じ作家さんの作、『竜の柩』もそうなのですが
歴史の謎解きがかなりSFな結論に結びついているので
薀蓄部分についていけない~と言う方もいるかもしれません。
ただこの作家さんは読ませる力がホントすごくて、
結論が納得できるか否かと言うより、次の展開を期待して
どんどん読めちゃうところが楽しいというか。
この作品も続編『降魔王』が出てるとのことで、また時間を見て
続編も読みたいです。


カンナあたりでお馴染みの秦氏の謎や、御霊、怨霊の謎を
扱っています。
毒草師『パンドラの鳥籠』で出てきた住吉大社あたりも
ちらーと関係してたので、高田先生の著作とはまた別の論という形で
面白く読みました。


探偵役の杏之介はこれまたタタルさん以上にどうしようもない人で(笑)、
各地の食べ物屋さん(経営者はおそらく女性ばかりか?)を居候して、
暮らしている所属不明の男。
こういうキャラにありがちで力技ダメ。特技は歴史薀蓄(+宇宙人)。
ヒロインの万梨子は大企業のトップの姪だけど、その暮らしに少々罪悪感
を感じて、オカルト雑誌の出版社に勤める記者。
そしてもうひとり、カメラマンの律子。
最初の事件でヒロインの前に現れた謎の美青年、観音寺崇史。
…観音寺崇史の正体がこれまたびっくりでした。


もうちょっとヒロインのキャラクターに書き込みがあると
よかったかな~と思いつつ、続編に期待と言うことで。
やや吸血鬼モノ的な雰囲気もあります。


高橋克彦先生の作品は、今年NHKBSプレミアの大河ドラマが
『アテルイ』なので今年は手に入りやすいと思います。
こちらは色々な評価を見るととても面白いようなので、
時間をみて読んでいきたいです。

怨霊が増えた桓武天皇の時代前後は、政治的陰謀が渦巻いてた
時代でもあり、最近非常に興味あります。
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次女妊娠中にQEDにはまりました。
当然ですが、原作者および版権元様とは
一切関係がありません。
閲覧に関しては、個人で責任を負ってください。
著作権も一応手放してはいないので、
ご利用の際はご一報下さい。

……なんじゃ!このネタ!?と
思ったら、目をつむって十数えてなかったことに
して欲しいです^^;
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