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タタ奈々と空稲で二次してます。 どちらのジャンルも原作設定をメインとしております。
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久しぶりの高田先生の本のレビューとなりました!

新シリーズもボチボチ読んでいるのですが、
これは全部が出てみないと、見渡せないような内容に
なってる雰囲気が濃厚。

と言う訳で内容も七夕がネタと、つい別のシリーズのキャラの
登場を望んでしまうような感じで、感想は超ネタバレてます。
これからお読みになる方はご注意ください!


感想は続き記事からです。


拍手[2回]



◆◆◆



【毒草師】七夕の雨闇/高田崇史・著 新潮社


さて、今回も来ました西田君!!
君はどうして自ら自覚していながら、ラフレシアの花みたいな美女に
突っ込んで行ってしまうのでしょうかww

しかも最初から足を踏まれて性格的にはどうかと思うような、
そんな女性が相手でもにっこりされると、うっとりしてしまう(笑)
正直色々と本人の事情があるとは言え、史紋さんが助けてくれるのは
もうボランティアと考えてもいいかも……。

そう、史紋さんとってもいい人だと思います、私。
(QEDの熊野でも宿まで手配してくれてたし…)


私としては七夕が主題だから出るだろう出るだろうと期待し、
字は違うものの史紋さんが『棚機』とつぶやくたびに、
内心どんな気持ちだろうかと、勝手にヤキモキしていたのですが……
出た!
やっぱり出た!
思い出さずにはいられないのよね~。
しかも担当刑事は六歌仙の暗号で出て来た刑事さん。
しかも刑事にわざわざタタルさんのことまで尋ねてみたりww

そうか~
傍から見るとタタルさんは『気障』なのか。
そういえば最初読んだ時、わたしもそう思ったっけ…。
慣れてきてて忘れてましたw
あとで対応して見ないとわかりませんが、
コレQEDのいつくらいのお話にあたるのでしょうか?
前回の浦島太郎事件からそれほど経ってない設定なので、
伊勢の後くらいではあるのかな?


そしてお話の最後にはサプライズが。

……この二人が出会って災厄の八王子ならぬ、事件が起きなかったのは
奇跡に違いないです(笑)
(絶対起きると思うのに…。しかも西田君はかなり危ないが、奈々ちゃんは
無事に違いないw)




七夕の謎、先生の著作の中では何度か扱われている題材ですが、

前回に当たる竹取伝説よりさらに深く突っ込んだ内容となっております。
結局国を興す上で主要となる産業、製鉄と紡織に関わる話なのだと
思います。
ただその主要産業に携わってきたのが、おそらく最下層の民であったこと、
この二つの産業を握った者は政治権力もリードしてきたことから、
それにまつわる伝統がどうしても民側に残酷なものになると言う
構造なのかな…と。

ひとつだけ、こういう説も言えることになるのかな?と思ったのですが、
先生は機織り=秦氏、製鉄=蘇我氏で仰ってましたが、
もしかしたら機織り、製鉄=蘇我氏(配下の秦氏)と物部氏の婚姻関係なのかな
とも考えました。
実際蘇我氏全盛の折には蘇我氏と物部氏そして天皇家の間には
密接な婚姻関係があり、それを踏襲して乗っ取ったのが藤原氏と
言えるので。
物部氏と鉄(武器)の関わりはかなり強いようで、まるで昼のワイドショーの
ニュースのように書かれている称徳天皇と道鏡の間柄も、
案外製鉄と武器、そして紡織に関わる話と考えると
唐突に宇佐八幡が関わってくるのも、解るような気がします。
奈良時代は血脈をかけた藤原氏と蘇我氏+物部氏の残党の
闘争の時代なので、その時代に七夕祭りが中国の祭りを装って
入ってきたのは無関係ではないのかな~などとあれこれ考えました。
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次女妊娠中にQEDにはまりました。
当然ですが、原作者および版権元様とは
一切関係がありません。
閲覧に関しては、個人で責任を負ってください。
著作権も一応手放してはいないので、
ご利用の際はご一報下さい。

……なんじゃ!このネタ!?と
思ったら、目をつむって十数えてなかったことに
して欲しいです^^;
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