毎日暑い日が続いています。
皆様体調の方はでしょうか？

いつもネタを考えると携帯のメモ機能に入れておくのですが、
ぼちぼちこんな活動を始めて一年になろうと言うことで、あれこれ見直していたら
まだブログ始める前、多分私が次女出産で入院中に書いたシナリオが
ありました(^^ゞ

と言うことは、伊勢の曙光の発売前で、おそらくキャラクターの感じが
伊勢読了前と読了後で違っちゃったので、漫画にはならなかった
ものと思います。(特にタタルさんが。もっと確信犯的な人かもしれない
と考えていたので(^_^;))


と、前置きばかり長くてすみません。


お話は続き記事からです。

[8回]

◆◆◆




美：うわ～、奈々さん！３９度もありますよっ
外：今日はもう帰って…一人では無理そうだね。
　　まあ、奥で待ってなさい。今迎えを呼ぶから。
奈：……？

タ：……くん。奈々くん。
奈：（ぱちりと目を覚ます）え？タタル…さん？
タ：立てるか？車借りてきたから、医者に行こう。
外：桑原は今日休みだそうだから、遠慮なくそうしなさい。
　　　今日はそのまま休んでいいから。
奈：えぇ…と
タ：辛そうだな、掴まれ。
　　それでは失礼します。外嶋さん。
　　………感謝します。
外：ふん



(病院)
看護師：棚旗奈々さんのご主人様。
　　棚旗さんのご主人様でいらっしゃいますね？
タ：（俺？）
　　………はい。
看：奥様あちらで点滴受けてますから、そちらでお待ちして下さい。


奈：すみません。タタルさん。……あの、変な呼ばれ方しませんでした？
　　看護婦さん、何か誤解してしまったみたいで…。
タ：確かに俺が君の姓で呼ばれるより、君が俺の姓で呼ばれる方がポピュラーだな。
奈：え？
タ：ところで病名はなんだったんだい。
奈：……………しか
タ：え？
奈：麻疹です（真っ赤）
タ：（吹き出す）
奈：あ、笑いましたね！
タ：いや、あんまり奈々くんらしい、可愛い病名だったから。
　　まあ、それなら、安心して看病出来るな。
　　俺は二歳の時にかかってるから、免疫がある。自分でもはっきりと記憶してる。
奈：二歳の時の記憶があるんですか？！
タ：あんまりひどかったからだろうね。あとから麻疹だったと聞いたんだ。

（タタルの家）
タ：サイズが合わなくて悪いが、それに着替えて。(自分のパジャマ渡す)
奈：あ…あの、よかったんでしょうか？私、家に帰ったほうが…
タ：沙織くんは最近帰宅が遅いのだろう。一人でどうするつもりだ？
　　本ばかりで少し落ち着かないだろうが、誰か側に付いている方がいいはずだ。
奈：そうでしょうか。
タ：今の君の仕事は少しでも休むことだ。考えるのは後にするんだな。


（奈々の着替えた姿見て、クスリと笑う）
タ：ぶかぶかだな
奈：…………
タ：狭くて落ちつかないだろうが


（額に口づけられて、奈々目を覚ます）
奈：…………？
タ：起きられるか？
奈：きゃっ！（か、顔近い）ええ、あ、えーと、はい
タ：お粥を作ったんだが、食べられるか？
奈：あ、は、はい
　　（さっきの気のせいかな？気のせい……だよね。熱あるし）




美：奈々さん、無事治って良かった（？）ですね
奈：お陰様で。あまりひどくならなかったの。
（外嶋さん電話に出ている）

外：そうですか。それは、それは。……母親の記憶違いで風疹だったと。
　　二歳の記憶ではそのあたりが限界ですな～。解りました。
　　今夜は救いの手を向かわせますから。では。

奈々くん。

奈：はい？
外：傑作だぞ。桑原が『麻疹』で寝込んだ。
奈：ええっ？！だってタタルさんは…
外：母親の記憶違いらしい。今一人で寝込んでる。
　　今日は一時間早く上がっていいから、行ってやってくれ。
　　萬治漢方のご主人から苦情が来てる。
奈：……まあ

外：全く…伝染るようなことするからだ。






見直してみて、あ、と思ったのは、こんな年齢で男の人が麻疹にかかるのは…高熱出たら
マズイかも
と言うこと(笑)

伊勢前だとせいぜいおでこにチューが精いっぱいだろうなと思って、
こう書いたら、伊勢中で『おでこにチュー』目一杯だった為(爆)
読んでて吹き出しちゃいました。
プロポーズのシーンもな～。
あそこに一発あっても…よかったのに(^_^;)