『ベイカー街の問題』のネタバレがあります。閲覧の際にはご注意ください。



ふおお、久しぶりの感想枠です(^^ゞ

このイラスト構想してから半年以上経っとる…。こういうコラージュなイラストやってみたかったんです。
今回は奈々ホームズ、タタルワトソン。



珍しく日本史の謎がメインではないせいか、二人の雰囲気もちょっとオシャレな感じです。
そうそう、もうシリーズ中ないんですが(笑)タタルさんが結構おしゃれしてるの！
(スタンドカラーのシャツにジャケット)
持ってたんだ…スタンドカラーのシャツなんて、と思ったりもします。
冠婚葬祭用スーツしか持ってないかと思ってたよ！

本当はシリーズ中、もう一本くらいこういう洋物ネタのお話があっても良かったかな？と
思うんですが…。


私は海外ミステリーは結構好きで、20代の頃に随分読んだのですが
どういう訳か王道のホームズだけは読んだことがありません(^_^;)
ただウチのダンナさんがすごく好きで(彼は韓国語で読んだわけです。)
最近公開された映画なんかはＤＶＤで見ています。
そのうちテレビシリーズをＤＶＤで借りてみようかな、とかえってこの本を読んで
思ったりもしました。


ホームズが元ネタになってると思しき、アメリカの医療ドラマの『ＤＲ．ＨＯＵＳＥ』は
見てるんですけどね～。(ぜひハウス先生とタタルさんの舌戦は見てみたいような気がします)


中に出てくるオリジナルカクテル、『シャーロック・ホームズ』と『ＤＲ.ワトソン』はちょっと
試してみたい。
せ、正露丸の匂いのカクテルってどんな味ーー？


そしてもっと珍しく…と書いたら失礼なのかもしれませんが
ホームズの謎と起きてる事件の謎が気持ちよくリンクしてる内容でもあります。
事件の方はちょっと切なかった。
犯人の義兄妹…(兄妹の事件多いですね。高田先生の小説)これからどうなるんだろう
と、ちと行く末が心配になったり。
お父さんがずっとアル中だったら、あんな風に育っちゃうのも無理はないなと思うんだもの。



しかしファンの集いもコアだとちょっと怖いな…と思う一冊でもあります＾＾；



さて、この巻はタタルさん、きちんと奈々ちゃんを送って行ったりして
少しは男らしい？かなあと。

クリスマスからお正月の話なんですが、世間のイベントは相変わらず無視(笑)
でもＱＥＤで冬が舞台って珍しいような。
竹取(式の密室込)の始まりが新年会だったけど、あとは学薬の旅行なんかが多かった
せいか春と秋だもんね。

奈々ちゃんに言われて、渋々と？ホームズ読んでごちゃごちゃ理由をつけて
それでもパーティにやって来るのは面白かったです。
この頃のタタルさんにとって奈々ちゃんは『後輩以上、妹みたいな』感じだったでしょうか？
まだ『俺が見てやらないと』くらいな雰囲気があった気がします。
それが諏訪の頃には、ズボンにシャツ入れてもらうくらいに転落(笑)するんですが。



この回だけのゲストキャラですが、緑川さん(姉)はシリーズで出てきた
女子キャラの中で、奈々ちゃんを除いて、一番美人のように思います。
オシャレなバーと横浜と細いタバコ、そしてドレスが似合ってしまうと言う…。
一度絵にしてみたいんですが、もしかしたらタタ奈々の結婚式には
参加したかもしれませんね！
でもきっと『貴方たち…まだナニもなかったのね…？』と
呆れられそうではありますが。

しかしタタルさんの『飲んだ』はリッターに直してどれくらいの量なんでしょうか？
そんなに奈々ちゃんの酒量の限界値を確かめて、何をする気なんだか。
ナニも出来ないくせに…ｏｒｚ


イラストは『ベイカー街の問題』ご贔屓の彦多さんへヽ(^。^)ノ

[0回]

拍手たくさんいただきまして、ありがとうございます。
サイトの方にも頂いていて、ありがたい限りです。
何と言うか、描き始めたらネタが尽きなくて、これだけ描きたいと言う
気持ちが強くなるジャンルも珍しいな～と我ながら思っています。



さて、7日に会場でｓｕｚｅさんのご厚意で、パーフェクトガイドブックを
見せて頂くことが出来ました。
やっぱり、これはできたら世の中に出回って欲しい本だなあと、
つくづく思った訳ですが、その中にタタルさんの尊敬する人の名が。

『司馬遷』とありました。


司馬遷は中国の前漢前半までの歴史をまとめた、漢の武帝の時代の文官です。
成程、歴史好き、そしてどうもあいまいな部分の多い日本の歴史書『日本書紀』や『古事記』
に一家言あるらしいタタルさんらしいチョイスかな？と思われます。

私は前ジャンルが三国志だったので、20代の頃に中国の歴史関係の本は
あれこれと随分読んだのですが、中国の歴史書、と言うのは
割合冷静な目を持って書かれているらしいと言うことです。
司馬遷の書いた史記も、ある皇帝の事績を載せるのに
その皇帝の伝記の部分には、悪い噂はのせず、
関連する臣下のの伝記の部分に、一つの説として───と言う形で記述されています。
もちろん中華主義なので、漢民族以外の部分に関しては
人間外、と言う記述もあるわけなんですが＾＾；


面白いことの例として、歴代皇帝の諡号の付け方があります。
皇帝が亡くなるとつけられる●●帝、と言うヤツです。

後漢の皇帝に『哀帝』と言う方がいるのですが、
この方余程哀しい思いをされた人生を送ったのかと思ったら、
そうではなく、皇帝として君臨してる間
男色シュミだった皇帝は、自分の恋人(男です！)を要職に付け依怙贔屓
したために国が傾いたんだとか。

国民としてはそれが哀しかった…ということでしょうか。

漢民族にとってホモは哀しいのか…と思ったのでありました(笑)



漢方薬剤師を生業とするタタルさんのことですから、
きっと中国で書かれたと言う『医心方』は読んでるかなと思うのですが
医心方と言えば…
有名なのはそう！『房中術』。
これって何かって言うと、あからさまに言っちゃえば『エッチして健康になろう』と言う
ような内容のようです。
お相手の選び方から、形まで(何の？と聞かないでください。色々です。)こだわって
書かれているようで……。
まあ、実践するのは頑張ってタタルさん！
と肩を叩いてあげよう(笑)




コメントの返信は続き記事からです。

[0回]

本の販売、順調にご注文頂いております。
そして『祐天寺の12か月』からお待ちだったお客様、大変申し訳ございません！
ようやく銀行振り込みを開始いたしました。
利用銀行はみずほ銀行です。
時間帯や振り込む銀行によって、手数料がかなり違うと思われます。
(くわしくはご利用になる銀行にお尋ねください)

今週末か来週初めにはクレジットによるお支払いも開始いたしますので、
お客様の一番ご都合の良いお支払方法をご選択ください。

[1回]

『海に降る雪』拍手、思っていたより沢山頂きました。
本当にありがとうございます。
原作に挑戦(^_^;)する気は全くないのですが、やっぱりなんか
この辺がすっきりしないと、奈々ちゃんとの幸せな生活を描くのも
なかなか難しかったりして、自分の気持ちの整理の為に書いていました。

やっぱねー、あのシーンであんな風に言っちゃうと
その後夫婦生活黙ってやってくって結構ハードなんじゃないかと思います。
特に子育てはいるとね。
全て自分で黙って墓まで持っていくと言うのなら、別なのですが
あんな風に言っちゃったら、やっぱりいつかどちらかが苦しくなるんじゃないかと
私は思うのです。

そんな風に思って書いていたら、なんだか重たいのを通り越して
苦しい話になっちゃいましたが、お付き合いくださいましてありがとうございました。
サイトに移す際には多少、挿絵も入れようかな？と考え中です。




今、自分に挑戦！と言うか実質的に仕事求めて
まずは腕試しと言う感じで、あるコンクールに出すための絵を描いています。
課題の三分の二は終わったんですが、残る最後が結構難題で
直したいところは多々あるんだけど、もう時間ない…みたいな(^^ゞ
同じ業界の主人に意見求めたりしてみたんですが
すると…。
『この男の子、貴方がいつも描いてる『タタルさん』みたいだよ。ちょっと頭良く見える』
と言われたり。
内心『ヨカッタ、私の描くタタルさんは頭良く見えるんだ！！』
と違うところで喜んでたりしています。
どうもタタルさん=ダメな人って枠なものだから…。
ええと、日々精進して頑張ります。



コメントの返信は続き記事からです。

[1回]

今回は最終回です。
や～終わった、終わった。
無事着地出来てヨカッタです。
しかし例の如く、薀蓄の決着はついてません(笑)←誰も期待してないから！


あ、『真白の雪』発送始まってます。
オマケの着せ替え、非常にイカン遊び方を思いついてしまった。
皆様、奈々ちゃんのお洋服をタタルさんに着せて
女装ごっこするのはやめましょう(爆)
サイズ合わないですｗ


お話は続き記事からです。

[6回]

拍手変わらずありがとうございます。
多分次の回で終われるかなと言う予想の下で書いています。

これ1本書き終わったら、少し自信がついてタタ奈々新婚旅行ネタ
とかいけるかな～なんて、調子に乗っています。
これもまた長くなりそうな、タタルさん大変(笑)みたいなネタで(^_^;)

今書いてるお話のヒロインは、非常に特殊な環境で育っています。
うまく書けてる自信はありませんが、タタルさん側からドラマを構築したら
もう少し違う角度で見た話しになるだろうと思うのです。

いつもはタタ奈々バカップル(ただしＩＱはやたら高い)の男女の差みたいな
ものを意識して書いているのですが、今回はキャラクターの
立場、環境の違いのようなものを意識して書きました。


お話は続き記事からです。

[1回]

すみません、だんだん辛い展開になってきました。
タタ奈々じゃないから、あまりラブラブに書いてもしょうがないしで
書き手のわたしももだえて←います。


なんとか最後は引っくり返せるよう頑張ります～。


お話は続き記事からです。

[2回]