タタ奈々と空稲で二次してます。
どちらのジャンルも原作設定をメインとしております。
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のっけから…
ひと晩寝て起きたら、大変な間違いに気づきました。
ええ…QEDのファンとあろうものが、こういう間違いは許されません。
どっかの小うるさい漢方薬剤師に捕まって
十時間薀蓄を聞かされた上、二時間は変な呪を催眠のようにかけられても
不思議はありません^^;
そう
神無月=10月
霜月=11月
今は霜月ですよ!
まだ頭10月でしたかね~^^;
おかしなコメントすみませんでした;;suzeさん(泣)
またやりました…。
少し休んだ方がいいかもしれません。
霜月だから伊勢に限らず、うちの近所の神社にも神様は在宅中
でございます。
suze様>と、いう訳で本当にすみませんでした。今年はヒドイ妊娠期間を過ごした
せいか(言い訳)、季節感かなりずれています。
伊勢土産ありがとうございます^^
うわ~とて~~~も嬉しいです。
何度も眺めちゃいました。ダンナとPC共有じゃなければ壁紙にしたいところ
なのに…。ブログに掲示したいのですが、許可頂けますでしょうか?
そう、史紋さん、知り合い度から言えば、連絡先を知ってる奈々ちゃんサイドの
招待客な気もするんですが…。
熊さんは『友達だけど仲間じゃない』ですが、
史紋さんは『仲間だけど友達じゃない』感じですよね^^;
ああ!奈々ちゃんが呼ぼうとしたので、ものすごく渋々、タタルさんが引き受けたの
かもしれません。私が考えるタタルさんは心狭い男なんで(笑)
ひと晩寝て起きたら、大変な間違いに気づきました。
ええ…QEDのファンとあろうものが、こういう間違いは許されません。
どっかの小うるさい漢方薬剤師に捕まって
十時間薀蓄を聞かされた上、二時間は変な呪を催眠のようにかけられても
不思議はありません^^;
そう
神無月=10月
霜月=11月
今は霜月ですよ!
まだ頭10月でしたかね~^^;
おかしなコメントすみませんでした;;suzeさん(泣)
またやりました…。
少し休んだ方がいいかもしれません。
霜月だから伊勢に限らず、うちの近所の神社にも神様は在宅中
でございます。
suze様>と、いう訳で本当にすみませんでした。今年はヒドイ妊娠期間を過ごした
せいか(言い訳)、季節感かなりずれています。
伊勢土産ありがとうございます^^
うわ~とて~~~も嬉しいです。
何度も眺めちゃいました。ダンナとPC共有じゃなければ壁紙にしたいところ
なのに…。ブログに掲示したいのですが、許可頂けますでしょうか?
そう、史紋さん、知り合い度から言えば、連絡先を知ってる奈々ちゃんサイドの
招待客な気もするんですが…。
熊さんは『友達だけど仲間じゃない』ですが、
史紋さんは『仲間だけど友達じゃない』感じですよね^^;
ああ!奈々ちゃんが呼ぼうとしたので、ものすごく渋々、タタルさんが引き受けたの
かもしれません。私が考えるタタルさんは心狭い男なんで(笑)
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結婚式編より
思ったより原稿、さくさく楽しく進めています。
それにしても左の人、一体どちら側の招待客として来てるんだろうか?
右はもちろん花嫁側だろうけど…
この日ばかりはトレードマークの白いスーツは着れませんね(笑)
赤は…常識外れだがスカーフが赤かな^^;
今日ほど拍手コメントを見て、息の止まった日はありません。
うわ、日ごろ尊敬するサイト、ブログの管理者様が二人もコメ残してる!
PCの前で心臓止まりました…^^;
suze様>おかえりなさーい!伊勢いかがでしたか?後でサイトに伺います^^
今の時期だと神無月だから中身?の神様たちは、お出かけ中なんでしょうか?
でもQED読むと、伊勢の神様は禁足されて出れなそうですよね^^;
すみません、考察なんてものでなくて、妄想に駄文がついてるだけです。
いつも夜中書いてますので(泣)
大和様>わ、わ、わ。大和さんまで見てくださったとは…。いらっしゃいませ!
なんかいたずら見つかった子供の気分です^^;
(実は大和さんのブログにもこそこそお邪魔してました。八雲読むまではコメント
控えてました)
ありがとうございます^^しかし大和さんのコメ見て、『あ、この二人三十路だった』
と思い出しました。忘れたい事実です(笑)
奈々ちゃんがカワイイ分には一向に構わない私です。
小説は本職では全くないので、読みづらい文章でお送りしていて
申し訳ありません。
これは漫画無理!と思った時や、絵にしても地味すぎるとき
時間ないときなどに(笑)小説にしています。
一度熊さんとタタルさんの、男同士の会話を書きたいと
思ってきました。
ただ、沙織ちゃんの結婚が思いのほか早かったために
消えたネタもいくつか…。
ちと熊さんと沙織ちゃん周辺は、メインで描くのは辛そうです。
タタ奈々に絡めて出せたらなぁと思っています。
OLD PAL~沙織くんの結婚式~
4月半ば。
今日は彼女の妹の結婚式だ。
特に未来の義妹だから、出席するわけではない。
彼女を通して、彼女の妹はいつも大学時代の友人--小松崎も含めて、
四人で旅行にも出かける間柄だったから、花嫁から直接招待状を
手渡され、出席することになったのだ。
ガーデンパーティー式の、いい結婚式だった。
花婿は花嫁に比べてずいぶんおとなしい感じではあったが、
あの元気な花嫁には丁度いいかもしれない。
今日はさすがに、彼女は忙しく、話しかけるのも躊躇われたから、
長年の友人に声をかけた。
「熊つ崎、良かったら飲み直さないか?」
「悪くないな。なんだ、表参道まで出るのか?」
「いや、高田馬場…百人町に行こう。いいバーをみつけたんだ」
「フン、わかった」
今日一日、健気にくしゃみもせずに、笑顔だった友人はやや、
淋しげな表情で俯いた。
結婚式場は新宿御苑にある。歩いて新宿駅まで出て高田馬場から
そのバーまで歩いた。
細い路地を山手線の線路沿いに進むと、急に視界が開ける。
大きな高層マンションが並び、その先には丸いドーム状の建物が見えてきた。
マンションの玄関から一段下がった、半地下の部分にそのバーはあった。
ここまで男二人、もくもくと歩き続けたが、普段なら友人はあれこれと
世間話もする。
しかし、さすがに今日はそんな気持ちにはなれないのだろう。
こちらも余計な言葉をかける気にもならず、そのままバーの扉を
開けることになった。
「お前、よくこんな所まで知ってるな」
呆れたような声で言った。
「薬局の客に一度連れて来られた。イギリスにつてのあるバーだから、
スコッチの品揃えがいい。あと珍しいリキュールもあるかな。近くのドーム、
あれは劇場なんだが、シェイクスピアの芝居ばかりかかる劇場で、
ここも芝居の演目にちなんだカクテルを置いてる。
一度奈々を連れて来たら、喜んでいた」
「………へえ~、なるほど」
と、急にこちらを見てニヤニヤしだす。
「やっとそういう間柄になったんだな。まあ、まだぐずぐずするようなら、
今夜は説教しようか考えてたところだ」
二人でカウンターに並ぶ。
店にはカップル一組だけだ。
「………伊勢では世話になった」
呼び方でバレたことに思い至ったが、もうそんなことに拘りはなかった。
「まったくだ。旅に出るたび巻き込まれるのは、勘弁してくれ。助けに行く
のも、もう野暮だからな」
自分はいつも通りギムレットを、友人はバーボンをロックで注文する。
「一つ聞いていいか?」
珍しく低い声のトーンで、前を見つめたまま、彼は言った。
「いつ…気づいた?自分の気持ちに」
彼にしてみれば、不思議だったのだろう。伊勢にいる間も自分にそんな
素振りはなかったのだから。
次々と変化した、最近の身の回りの小さな出来事を振り返ると、こういう答えが出た。
「伊勢で………あの洞窟に閉じ込められた時に、彼女が扉を開けて
飛び込んで来たんだ。----それを抱きとめた時に、
もう手離せないだろうと思った。好きとかそういうことを考える前に」
「成程な。危険な目にあって気づいたって訳だ。お前ら、やっぱり理系だな。
感覚で物事捉えるのは、二人して苦手な訳か」
小さく笑って、来たばかりのロックグラスに口をつける。
「お前はこれで良かったのか?」
これが今日の本題だった。
この熊のような男は、実に正直だったから、この先自分を偽って行くことには、
まず自分自身が納得しないだろう。
今日を迎えたことに、彼はどんな決着を付けたのだろう?
「まあ……失恋には慣れてるからなぁ。どちらにしても、お互いそんな気持ちの
付き合いではなかった訳だし…。
目の前から去ってみて、気づくのはこれが初めてじゃないからな。
……まあ、世の中、縁だろ。こればかりはなかったものは、悔やんでも仕方ない」
職業がジャーナリストだけあって、自身の感情を言葉にするのは、
下手ではないようだった。
偽りない、気負いのない彼自身の今の心境だろう。
「いずれ、また何かの縁が巡って来た時、逃さなければいい」
こんなことしか言えないが、ギムレットを空けるとそう伝えた。
友人は少し驚いた顔で、こちらを見た。
「まさかお前に慰めの言葉をかけられるとはな。逆になった可能性
だってあった訳だろうに」
と笑う。
「………ばか言うな。その確率は低かった」
「お、ちょっとこそばゆいぞ。鼻がムズムズする。……ずいぶん自信が
なかったんだな」
「………そんなもの、昔から持ち合わせてなかったさ」
バーテンダーがこちらを向いた時に、ギムレットのお代わりを頼む。
「ずいぶん時間が経ったんだな。あの大学の学食から、数えると」
ため息をつく。
「お前はずいぶんお節介だったな。弓削の事件にも自ら首を突っ込んでた」
「放っておけないたちでな。それで良かったことも多いから、損な性分て訳でもない」
「確かにそんなことでもなければ、こうして今日飲むこともなかったな」
「まあ、そうだ」
そう言って、ぐいっと残りのバーボンを空けた。
「もう一つ同じの……」
「待て。一杯奢らせてくれ」
「あ?」
「心配するな、一応ウイスキーベースだ」
「オールド・パルを」
※OLD PALは古い友人の意味。
ライウィスキーベースだそうでカンパリが入ってるから、熊さんには
少々甘目かもしれない。
色合いとほろ苦さがノスタルジックな感じで、この名前があるようです。
意外と長続きな友情を祝して書いてみました。
しかしこの二人がこんな会話、するかな~^^;
申し訳ありません。
これは漫画無理!と思った時や、絵にしても地味すぎるとき
時間ないときなどに(笑)小説にしています。
一度熊さんとタタルさんの、男同士の会話を書きたいと
思ってきました。
ただ、沙織ちゃんの結婚が思いのほか早かったために
消えたネタもいくつか…。
ちと熊さんと沙織ちゃん周辺は、メインで描くのは辛そうです。
タタ奈々に絡めて出せたらなぁと思っています。
OLD PAL~沙織くんの結婚式~
4月半ば。
今日は彼女の妹の結婚式だ。
特に未来の義妹だから、出席するわけではない。
彼女を通して、彼女の妹はいつも大学時代の友人--小松崎も含めて、
四人で旅行にも出かける間柄だったから、花嫁から直接招待状を
手渡され、出席することになったのだ。
ガーデンパーティー式の、いい結婚式だった。
花婿は花嫁に比べてずいぶんおとなしい感じではあったが、
あの元気な花嫁には丁度いいかもしれない。
今日はさすがに、彼女は忙しく、話しかけるのも躊躇われたから、
長年の友人に声をかけた。
「熊つ崎、良かったら飲み直さないか?」
「悪くないな。なんだ、表参道まで出るのか?」
「いや、高田馬場…百人町に行こう。いいバーをみつけたんだ」
「フン、わかった」
今日一日、健気にくしゃみもせずに、笑顔だった友人はやや、
淋しげな表情で俯いた。
結婚式場は新宿御苑にある。歩いて新宿駅まで出て高田馬場から
そのバーまで歩いた。
細い路地を山手線の線路沿いに進むと、急に視界が開ける。
大きな高層マンションが並び、その先には丸いドーム状の建物が見えてきた。
マンションの玄関から一段下がった、半地下の部分にそのバーはあった。
ここまで男二人、もくもくと歩き続けたが、普段なら友人はあれこれと
世間話もする。
しかし、さすがに今日はそんな気持ちにはなれないのだろう。
こちらも余計な言葉をかける気にもならず、そのままバーの扉を
開けることになった。
「お前、よくこんな所まで知ってるな」
呆れたような声で言った。
「薬局の客に一度連れて来られた。イギリスにつてのあるバーだから、
スコッチの品揃えがいい。あと珍しいリキュールもあるかな。近くのドーム、
あれは劇場なんだが、シェイクスピアの芝居ばかりかかる劇場で、
ここも芝居の演目にちなんだカクテルを置いてる。
一度奈々を連れて来たら、喜んでいた」
「………へえ~、なるほど」
と、急にこちらを見てニヤニヤしだす。
「やっとそういう間柄になったんだな。まあ、まだぐずぐずするようなら、
今夜は説教しようか考えてたところだ」
二人でカウンターに並ぶ。
店にはカップル一組だけだ。
「………伊勢では世話になった」
呼び方でバレたことに思い至ったが、もうそんなことに拘りはなかった。
「まったくだ。旅に出るたび巻き込まれるのは、勘弁してくれ。助けに行く
のも、もう野暮だからな」
自分はいつも通りギムレットを、友人はバーボンをロックで注文する。
「一つ聞いていいか?」
珍しく低い声のトーンで、前を見つめたまま、彼は言った。
「いつ…気づいた?自分の気持ちに」
彼にしてみれば、不思議だったのだろう。伊勢にいる間も自分にそんな
素振りはなかったのだから。
次々と変化した、最近の身の回りの小さな出来事を振り返ると、こういう答えが出た。
「伊勢で………あの洞窟に閉じ込められた時に、彼女が扉を開けて
飛び込んで来たんだ。----それを抱きとめた時に、
もう手離せないだろうと思った。好きとかそういうことを考える前に」
「成程な。危険な目にあって気づいたって訳だ。お前ら、やっぱり理系だな。
感覚で物事捉えるのは、二人して苦手な訳か」
小さく笑って、来たばかりのロックグラスに口をつける。
「お前はこれで良かったのか?」
これが今日の本題だった。
この熊のような男は、実に正直だったから、この先自分を偽って行くことには、
まず自分自身が納得しないだろう。
今日を迎えたことに、彼はどんな決着を付けたのだろう?
「まあ……失恋には慣れてるからなぁ。どちらにしても、お互いそんな気持ちの
付き合いではなかった訳だし…。
目の前から去ってみて、気づくのはこれが初めてじゃないからな。
……まあ、世の中、縁だろ。こればかりはなかったものは、悔やんでも仕方ない」
職業がジャーナリストだけあって、自身の感情を言葉にするのは、
下手ではないようだった。
偽りない、気負いのない彼自身の今の心境だろう。
「いずれ、また何かの縁が巡って来た時、逃さなければいい」
こんなことしか言えないが、ギムレットを空けるとそう伝えた。
友人は少し驚いた顔で、こちらを見た。
「まさかお前に慰めの言葉をかけられるとはな。逆になった可能性
だってあった訳だろうに」
と笑う。
「………ばか言うな。その確率は低かった」
「お、ちょっとこそばゆいぞ。鼻がムズムズする。……ずいぶん自信が
なかったんだな」
「………そんなもの、昔から持ち合わせてなかったさ」
バーテンダーがこちらを向いた時に、ギムレットのお代わりを頼む。
「ずいぶん時間が経ったんだな。あの大学の学食から、数えると」
ため息をつく。
「お前はずいぶんお節介だったな。弓削の事件にも自ら首を突っ込んでた」
「放っておけないたちでな。それで良かったことも多いから、損な性分て訳でもない」
「確かにそんなことでもなければ、こうして今日飲むこともなかったな」
「まあ、そうだ」
そう言って、ぐいっと残りのバーボンを空けた。
「もう一つ同じの……」
「待て。一杯奢らせてくれ」
「あ?」
「心配するな、一応ウイスキーベースだ」
「オールド・パルを」
※OLD PALは古い友人の意味。
ライウィスキーベースだそうでカンパリが入ってるから、熊さんには
少々甘目かもしれない。
色合いとほろ苦さがノスタルジックな感じで、この名前があるようです。
意外と長続きな友情を祝して書いてみました。
しかしこの二人がこんな会話、するかな~^^;
夜に眠れない日々が続いてるが故に、ブログが更新される
という、とんでもな日々が続いております。
微妙に体調が下り坂…。
毎日描くものがあるのは、シアワセすぎるけど、
ぼちぼち自分も大切にしたいんだけど…チビすけ!寝てくれ!
夜に!
彦多様>コメントありがとうございます^^奈々ちゃんサイドから書くと、
不思議と文章がほわんとします。タタルサイドはあんなにすさんでるのに(笑)
タタルさんも奈々ちゃんフィルターがあると、あんなに優しくなるのだなぁ~
と我ながら、笑いました。
まきまき様>いつもありがとうございます。伊勢~の最後の方に(おそらく)
プロポーズであろう言葉を、奈々ちゃんは初めから待っていたとあったので
今まで出てきた小道具をかき集めて、こんな話を作ってみました^^
タタルさんだって、大学時代から特別だったろうと踏んでるんですが
この人は天然でこんなことしてそうだからコワイ(笑)
寺社のお守りは信じてないっぽいですよね。買ってるとこ見たことないし。
万葉集は必ず出てきてたので、何かあったら面白いなと思いました。
結婚式ネタの原稿に取り掛かり始めました。
いやもう。
ほぼフルキャストだわ、登場人物全員フォーマルだわ、タタルは誰だか
わかんない(笑)わで大変です。でも奈々ちゃんのドレスは大変ながら、
楽しく描いています。
という、とんでもな日々が続いております。
微妙に体調が下り坂…。
毎日描くものがあるのは、シアワセすぎるけど、
ぼちぼち自分も大切にしたいんだけど…チビすけ!寝てくれ!
夜に!
彦多様>コメントありがとうございます^^奈々ちゃんサイドから書くと、
不思議と文章がほわんとします。タタルサイドはあんなにすさんでるのに(笑)
タタルさんも奈々ちゃんフィルターがあると、あんなに優しくなるのだなぁ~
と我ながら、笑いました。
まきまき様>いつもありがとうございます。伊勢~の最後の方に(おそらく)
プロポーズであろう言葉を、奈々ちゃんは初めから待っていたとあったので
今まで出てきた小道具をかき集めて、こんな話を作ってみました^^
タタルさんだって、大学時代から特別だったろうと踏んでるんですが
この人は天然でこんなことしてそうだからコワイ(笑)
寺社のお守りは信じてないっぽいですよね。買ってるとこ見たことないし。
万葉集は必ず出てきてたので、何かあったら面白いなと思いました。
結婚式ネタの原稿に取り掛かり始めました。
いやもう。
ほぼフルキャストだわ、登場人物全員フォーマルだわ、タタルは誰だか
わかんない(笑)わで大変です。でも奈々ちゃんのドレスは大変ながら、
楽しく描いています。
TO BE WITH YOUの続き?になります。
やっと二人で暮らすことになって、お引越し♪
QEDのシリーズ全般的にネタバレしてます(笑)んで、ご注意ください。
Bijou~タカラモノ~
やっと二人で暮らすことになって、お引越し♪
QEDのシリーズ全般的にネタバレしてます(笑)んで、ご注意ください。
Bijou~タカラモノ~
6月某日。 今日、横浜のマンションから引っ越しをしました。 私は引っ越し屋さんを頼んだけど、タタルさんは小松崎さんに お願いして、トラックを借りてきました。 思っていたより、荷物も少なく(ただしタタルさんの本は予想以上 でした)、作業は早めに終わり、三人でお蕎麦を食べて、小松崎さんは 帰って行きました。 私は寝室になる予定の、八畳を整理している間、タタルさんは書斎? になる予定の四畳半を片付けています。 この際だからジャンル別に、本を分けたいのだそうです。 一時間ほど経ってから、お茶の用意をして四畳半を覗くと、タタルさんは 本棚と本の間で、とても嬉しそうでした。 沙織に言われて、かなり渋々と、それでも約束通り三分の一を処分したそう です。小松崎さん曰く、あまりにマニアックなジャンルの本ばかりで、 古本屋さんもかなり困った様子で引きとっていったとのこと。 見なくても、目に浮かぶようです。 「タタルさん、お茶にしませんか?」 声をかけると、パラパラと捲っていた本から、目を離してこちらを向き ました。 「一概にジャンル分けと言っても、一筋縄ではいかないものだな」 と、苦笑しています。 「書かれている時代ごとに分けますか?」半分冗談で言うと 「多岐の時代に渡ってるものもあるからな」 と、本気で溜め息。 この部屋が整理されるのは一年後かもしれません。 奥の窓際にある、事務机の上に、それだけは別と言うように、 万葉集の文庫本が置かれていました。 そう言えば彼は、旅先にもいつも万葉集だけは、手放さず持っていた ような…。 「万葉集は、五十嵐先生との思い出もありますものね」 思わず口をついて、言ってしまってから、しまったと思いました。 ヤキモチだと思われちゃいそう。 ………もしかしたら、わたし自身の本音? 「…え?」 さすがに驚いた表情で、こちらを見たので、焦って机の上の万葉集を 渡そうとすると…。 手が震えて、彼が受け取る前に落としてしまいました。 ----すると… 本の間から一枚の写真。 あまりの意外性に一瞬息が止まった気がしました。 「すみません。今拾って…」 そうしたら、何だか慌ててやはり本を拾おうとしたタタルさんと、 手が重なり、写真だけが本からこぼれ落ちて---- 「まあ、この写真!」 わたしも知っている写真でした。 何年前でしょうか。 学薬の旅行で日光に行った時の…、タタルさんは小松崎さんと事件のことで、 東照宮に来ていて、学薬の役員の方が撮ってくれたものでした。 彼はゆっくり屈むとその写真を拾いました。 「……君が……君と写っている写真はそれ一枚だ。熊野では全体写真だった から、買わなかった。万葉集なら、携帯してることが多いから、 ここに挟んでいたんだ」 少し困ったような、ぶっきらぼうな表情が、とても照れているようで、 わたしはなんだか嬉しくなってしまいました。 いつから挟まれていたのか、少し気になるけれど--- 「じゃあ、また挟んでおいて下さいね」 微笑って万葉集を渡そうとして、ふともう一つ何か挟まれていることに 気づきました。 薄いピンクの紙? でも見覚えがあるような…。 その視線に彼も気づいたのか、わたしの手元を見ました。 わたしは好奇心のが勝ってしまい、その小さな紙を本から出して見ると………、 それはやっぱり見覚えがあって当然のものでした。 それはカード。 以前、彼に送ったバレンタインのチョコレートに付けた、 何と言うか、味気ない文面の。 素直じゃなかった頃の自分が、たちまち思い出されて、どぎまぎして ふと視線をタタルさんに移すと、何と彼は真っ赤になっていました。 こんな表情、初めて見た。 「……奈々」 彼は、いかにも振り絞ったとおぼしき声で、話し始めました。 「それは……やはり無くさないようにと思って…、 その、禁煙を決意した時…」 「禁煙?」 禁煙と万葉集とバレンタインのカードに、どんな因果関係があるのか、 さっぱり解らなかったわたしは、無意識で聞き返していました。 ところが、さらに意外なことに彼はしまったと言う顔で、 こちらを見ています。まだ耳は赤くなってる…。 「煙草は味蕾の機能が著しく落ちるだろう?その……君がせっかく 手作りのチョコレートをくれたのに、味も解らずに食べるのは 失礼だと思って…」 「禁煙したんですか?!」 びっくり。 と言うことは…………。 「禁煙の決意を曲げない為に、挟んでおいたんだ。だから……」 「いつも持ってて下さったんですね」 多分この時、わたしは思い切りな笑顔だったかも。 だって嬉しくないはずない。 そして一つ気づいたことがあったので、言いました。 「わたしの……わたしの宝物も見せますね」 すぐ八畳に行くと、化粧台の上の、ピアスが入れてある ジュエリーボックスを開けました。 そこには………彼と再会した後貰った、一通の手紙。 彼に手渡すと、少し驚いた表情で封筒から、手紙を出しました。 「これは……確か百人一首の」 「ええ、あの事件の後タタルさんから、頂いた手紙です」 わたしは思わず俯きました。 だって赤くなってるのは、間違いない。 彼は手紙をわたしに返すと、わたしの前髪をくしゃりとやり、 そっと…………やさしく額に口唇をつけました。 「お茶にしよう」 さっさと部屋から出ていく後ろ姿は、気のせいかもしれないけど、 とても嬉しそうに見えました。 ※Bejouは宝石、の意味。 同名のカクテルがあります。(奈々ちゃんの好きなシャルトリューズ が入る♪)
『百人一首の呪』のネタバレがあります。未読の方はご注意ください。
最後から始めて最初に戻る(笑)
という訳で、ふりだしに戻ってはじめます。
月一冊書いても、一年以上かかりますよ~、全部紹介するのに^^;毒草師抜きでも。
マジでやるんですか?と思いつつ、順番通りにご紹介しないと思いますが、
続けられる限り、イラスト入りご紹介、頑張ります!?
一番初めに読んだQEDがこの百人一首~でした。
まだ長女が小さくて、本が月に2,3冊し買えなかった頃です。
歴史ミステリーは大好きだったので、文庫コーナーに積まれてたこの本を
手に取ったのは私にとっては当たり前だったかもしれません。
特に平安、鎌倉あたりは萌えポイント多いから(笑)
私は立ち読みですが^^;織田正吉さんの『絢爛たる暗号』の方を知っていた為、
実はこの本に書かれた説に、あまり新しさを感じなかったんですよね。
定家が後鳥羽上皇の恨みをかわすために、編集されたんじゃないか、と言う説。
しかし今読むと、同じかわすにしても、曼荼羅の方が効き目ありそうだし
美しさもある。
平安時代人の、美への執着は物凄いものがあるし。
少々タタルさんの作った繋ぎ方だと、まだ曼荼羅としては緩い気もするんですが、
アイディアとしてはとても、斬新かもと思っています。
確か源氏物語も曼荼羅を意識していると聞いたことがあります。
やっぱり鎮魂のために。
面白く歴史ミステリーとして、読めると思います。
そしてこの頃は(まだ)、事件の方にも主役が薬剤師だと言う設定が生きてる(笑)
それでも4年ぶりに竹取~を買ったとき、民俗学助教授と助手が出てくる
ミステリーだよね?!と妙な誤解をしていた?私は、読み直して彼らが
薬剤師なことを思い出したのでした(笑)
初めてQED読む人に薦めるなら、私は百人一首~か六歌仙~を薦めます。
この本読むと、新たに百人一首の句を一首覚えられるオマケつき。
『白露の~』の句は、私は高校時代の校歌が『貫きとめぬ、白露の~』という
歌詞だった為、親しみやすい歌です。
さて、ここからはタタ奈々ツッコミタイム(*ノノ)
いや、二人とも若いわ(笑)
何分、奈々ちゃんが初々し~い。
外嶋さんに、さりげなく押し付けられた閉店業務にてを焼いていたり
タタルさんにカル・デ・サックに置いてけぼり(ヒドイ)されて、許してあげるか
迷ってたり(この時の奈々ちゃん、カワイイ~)。
そういえばこの置いてけぼり事件、許してもらうのにタタルさん、
熊さん使ってるんだよね。
気が付いてから『うわ、やっちゃった!!』みたいに、少しは悩んだかしら?
『まあ。いいや。熊つ崎に頼もう』みたいな、ちゃっかりさが結構あるんだよね^^;
この後も。
しかし、伊勢~読んだ後に読むとこれら一連の行動も、気づかないままの
天然なんでしょうかね。
『そして君は1を選んだ。その理由は
何か解らないにしても』
このセリフだってさ~、休みの日に部屋に呼んで(熊さんはいるにしても)
このセリフですよ。
本当にわからないでか?!わざとこんなセリフ言ってんじゃないのか?!
伊勢~読まなかった頃は、これも意識してるが故の、タタルさんなりの
アピールかもしれんと思っていました^^;
気障な男だなぁ~と。
しかし伊勢~読了後はこれも天然か!?と。
奈々ちゃんはまだまだ、好奇心でタタルさんに近づいてる感じですね♪
最後にお手紙を読むシーンで、気持ちがググッと近づいてるのが解ります。
高田先生は、さりげない恋心を書くのがうまい作家さんだと思います。
(さりげなさすぎて、16冊もやきもきしたファンたち(笑))
だから、年月が立つ間に随分気持ちの描かれ方が変化していて、
それはすごいです。
そう言えば初めて奈々ちゃんを、カル・デ・サックに連れてった時、
タタルさんは問答無用で、奈々ちゃんに二杯もギムレットを飲ませています。
これも初めて読んだとき、ものすごくこの男はヒロインに気があるのだなぁと
思ったんですが(苦笑)
なんつーか、この後タタルさんはなぜか奈々ちゃんの飲み物は
自分が注文するものみたいなシーンが出てくるのですが、
これって、絶対独占欲の現れですよね!!
まぁ、奈々ちゃんはお酒強かったので、酔わせてどうこうは出来ないにしても。
(酔っても出来なかったがorz)
男性が、強めのカクテル薦めてくるときは、要注意と若いころ散々
言われたんだけどな…。
まさかここから作中で8年もかかるとは…。
誰も考えなかったですよ。
大学時代はどんな話してたでしょうね。
挨拶程度だったかな?
そんなことも想像してみました。
イラストはキャラたちを少し若めに描いてみました。
タタルさんは小生意気な雰囲気が出るように。
はぁ~、いつもweb用に縮小かけてから、デッサンの崩れに気づくの
何とかしたいよ(笑)
やっぱり白露といえば、秋草でも萩だと思うので
萩を描いて、あとタタルさんが作中できゃぴきゃぴしてた
光琳かるたにも身の程知らずにチャレンジ!
光琳かるたの復刻版の、小野小町、めちゃくちゃ美しかったです。
あ~あ、とうとうこんな絵描いちゃった(笑)
おめでたいことに拍手が100を越えました。
これも見に来て下さってる、QED、タタ奈々ファンの方々の、温かいお気持ちと
粘り強く活動を続け、リンクして下さった先輩管理者さまたちのお蔭です。
本当にありがとうございます!!
おざわたまき様>私もタタルさんにヤキモチを一度焼いてもらいたかった
のですが、想像以上に難しく、なんだかとんでもないものを書いてしまいました^^;
奈々ちゃんがかわいそうっつーか、なんていうか; ;
ただ、たまきさんにとても同感で、今まで距離を置いてた分、恋人同士になったら
二人は、こういういざこざをいっぱい経験して欲しいと思ってます。
でも奈々ちゃん泣かせるのはやだなぁ…
まきまき様>そうそう、なにやら前の恋愛沙汰で自殺未遂までしてる人なので
取り扱いには、資格が要りそうです^^;奈々ちゃんは…薬剤師の資格あるし(笑)
私も竹取~読んでるときは、散々そう思ってました。あのギリギリな気障具合が
天然だとすると、そういう意味でも危険物ですなぁ…タタルさんは^^;
私生活の方もご心配かけてすみませんでした^^;最近アメバに入るの楽しく
なりました。
彦多様>わざわざPC立ち上げて貰っちゃってすみません^^;
本当はサムネイル表示にすると携帯でも見れなくはないのですが、
そうするとPCユーザーが見づらくなるという弊害が…
携帯で閲覧の方には字も細かくて、ご迷惑かけております(汗)
ええ!今すぐ韓国移住は何としても阻止でした。
だってタタ奈々描けなくな…ryd…
アメブロの方も見て頂きありがとうございます^^
ちょっと私生活がシビアだったので、こちらのブログは能天気に進めております。
これからもお付き合い頂けますと嬉しいです。
彦多さんの新作も待ってます~
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プロフィール
HN:
森伊蔵
HP:
性別:
非公開
職業:
主婦
趣味:
読書・お絵かき・料理
自己紹介:
次女妊娠中にQEDにはまりました。
当然ですが、原作者および版権元様とは
一切関係がありません。
閲覧に関しては、個人で責任を負ってください。
著作権も一応手放してはいないので、
ご利用の際はご一報下さい。
……なんじゃ!このネタ!?と
思ったら、目をつむって十数えてなかったことに
して欲しいです^^;
当然ですが、原作者および版権元様とは
一切関係がありません。
閲覧に関しては、個人で責任を負ってください。
著作権も一応手放してはいないので、
ご利用の際はご一報下さい。
……なんじゃ!このネタ!?と
思ったら、目をつむって十数えてなかったことに
して欲しいです^^;
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