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タタ奈々と空稲で二次してます。 どちらのジャンルも原作設定をメインとしております。
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寒い日が続くようになりましたね~。

気温差があまりに激しかったせいか、ちょっと強めの
発作がおきまして、動くのもつらいような日が続いていました。
今回何がつらいって、あごの関節に痛みが出たのと
目や口などの粘膜に炎症が出たこと(^_^;)
いやはや、ご飯あまり食べれなくて、毎日流動食です。
それでも毎日なまらないように手先指先だけでも
動かす努力をしています。


結婚式話、空井くんバージョンできました。
語り部は柚木さんw
比嘉さんを語り部にして情け容赦なく書くのも
悪くないな~とか考えたのですが、
比嘉さんを描くには結構知識がいると言うか
人生の厚みがいると言うか、越後屋にならなくちゃって
感じで、柚木さんを選びました。


小説は続き記事からです。


拍手[16回]




「え?間に合わない」

夜9時35分上野発の信越新幹線に乗る為、慌てて勤務先の入間基地から帰宅し、
昨夜詰め込んだ荷物のチェックをしながらコーヒーを飲んで
ひと息ついていたら、妻──ようやくそう呼べるようになった彼女から
電話が入った。

『大祐さんっ、本当にごめんなさい!まさかこんな状態だとは
思わなかったから』

彼女の必死の声を聞いてため息を呑み込んだ。

日本の民放の放送局の中でも長い歴史を誇る帝都テレビの
ディレクターを務める彼女の仕事は、本当に仕事が人生でなくては
続けてはいけない職種だとつくづく思った。

勿論何年か前まで、スクランブルがかかれば、いつ如何なる時でも
発進出来るよう常に準備し待機しているのも任務の内の一つだった。
だから仕事が人生であるのは、自分も他人の事を言える立場ではない
と言うのはわかっていた。

十分に理解していた。

自分が所属する組織──航空自衛隊の同輩や先輩からまで
『稲ぴょんのガツガツぶりは筋金入り』だの『稲葉さんの仕事に対する
愛情はホンモノですからねえ』などと、何故か自分に同情めいた視線を
くれながら、告げられる言葉に一抹の不安は覚えても、
敢えてこの件で彼女と事を荒立てようなんて、思いもよらなかったのだ。

だが、しかし。

何故今日、何故今現在。

彼女は此処、僕らの住むマンションにいないのだろう。

明日の軽井沢のチャペルでの自分たちの『結婚式』の為に、
今夜から軽井沢の古いホテルに宿泊して供えることになっていた筈だ。

もうあと30分後には出発しなければ、新幹線に間に合わないだろう。

なのに彼女が電話で言うには…

『ウチの部署のチーフディレクターが、今週から別番組の
海外ロケに行っていて、わたしの同僚のディレクターと
新人のAD三人で、昼の番組を回していたらしいんです。
それが同僚の方がノロウィルスか何かで倒れてしまったらしくて、
今日は出社出来ないみたいで。
わたしは先月からこの班からは外して貰ってたけど、
ADだけで困っている所とても見捨てられなくて。
明日の朝までに音が入ってれば、後は何とかなると思います。
わたし朝イチの新幹線で行けば間に合うと思うので、
大祐さん、先に行っていて貰えないでしょうか?』

との事だった。

正に絶句するとはこの事だろう。

けれど怒りでもない、寂しさでもない、諦めでもない何とも言えない気分も
彼女の次の声を聞いて、こう答えるしかなかった。

『ごめんなさい……大祐さん』

優しい、小さな甘い声。

滅多に聞けないこんな声で言われて、許さない男がいるだろうか?

「わかった。リカの荷物は僕が一緒に持って行くから、
君は仕事が終わったら真っ直ぐ軽井沢に来て。
──慌てないでいいよ。あとちゃんと食事は摂ること』

『大祐さん……何だかお母さんみたいなこと言いますね』

「君、今朝顔色悪かったもの。昨日の夕食だって好物のシチューだったのに、
あまり食べなかっただろ?」

『そうかもしれません。ちょっと食欲なくて
。もう、いつも大祐さんには心配かけちゃって、後できちんとお詫びはします』

後で、お詫び。

その言葉に大抵の男は彼女が考えもしない意味も含めるのだと、
彼女に伝えるべきだろうか?




◆◆◆



「人を殺したいと思ったことなんて、一度もありません!」

広報室中に響いた声に慌てて、比嘉一曹と片山一尉が立ち上がるのが見えた。

素早く食ってかかる勢いの空井二尉を一人が背後から抱き抱え、
稲葉──確か帝都テレビのディレクターと言ったか、
彼女との間にもう一人が割って入った。

万が一来客であるテレビ局の人間にケガなんてさせたら、
大変なことになる。
ましてや此処は……防衛省。喧嘩両成敗なんて言い訳が、
ハナから効く場所でもない。

気が付いたら隣の席の槙三佐も立ち上がっていた。

コイツってば防大時代から、行動する時に本当に物音立てない。
人にあーだ、こーだと指摘する時にはあんなに口煩いやかまし屋なのに。

どうやら空井二尉は片山一人で抑えきれたようだ。

まあ、無理もないや。

あの帝都テレビのねーちゃん……確か記者じゃなくてディレクターだよね?

わたしは思わず広報室の隊員の行動予定が書かれた、ホワイトボードを見た。

広報班、空井二尉の列に2時から『帝都イブニングディレクター・稲葉様』と
書かれてある。

夕方の情報番組のディレクターが、何だってあんなスクープ取る為に来た、
と言わんばかりのガツガツカチコチねーちゃんなんだろう……?

ましてや空井はつい一年程前まで、築城でF-15のパイロットだったのだ。
まだまだこうした裏方の……事務とか総務とか、
更に変わりダネの広報と言う仕事には馴染めない筈。

わたしだって高射から移って来た時は、なかなか切り替えられなかったもんな。

「鷺坂室長も何考えてんだか」

思わず呟いてしまった。

今回ばかりは『あの』室長の、人員配置ミスとしか思えない。
せめて比嘉をアテンドに入れるべきだ。

「それなりのお考えあっての事だと思いますよ。柚木三佐」

槙三佐は立ち上がった時と同じように、物静かに着席した。

自分の手はいらないと判断したらしい。

確かに空井二尉は片耳を片山一尉に引っ張られ、部屋の外に連れ出された。

帝都テレビの女ディレクターも、比嘉一曹に促されて部屋の外に出た。

今日はもう仕事にならないと、比嘉は判断したのだろう。

「そうかなあ〜。まだロクにクレーム対応も出来ない坊やに、
あんなヒステリックなお姉ちゃんぶつけて、
室長は一体何がしたいのかね?それこそスキャンダルになって、
我々報道班の仕事、なんてことにならなきゃ良いけど。
帝都テレビも何考えてんのかねえ。
報道記者なら稀にいるタイプだけど、情報番組の一コマを制作に
来てる筈のディレクターがアレはないでしょ」

槙は腕組みして、じっと空井が先程までいた応接コーナーを眺めていた。

「室長のお考え、ですから」

「アンタってそればっかりね」

やれやれと溜息をついた。

何せこの空幕広報室は鷺坂氏が室長になってから、
名物広報室で防衛省内では名が通っている。

それだから、なのか、まだ若い槙や片山などは鷺坂室長の為なら
防弾チョッキになりますとでも言わんばかりの尻尾の振りよう。

室長の命じたことなら、疑おうともしないのだ。

わたしは目の前の書類を整え、フラットファイルに挟む為に
パンチを引き出しから出した。

何処で何が起ころうと、わたしたちに出来るのは目の前にある
与えられた任務のみ。




「随分仲良く飲んでましたね〜、昨夜の懇親会」

二日酔いで若干頭がガンガンするが、だらしない顔などしていられない。

背筋を伸ばして、わたしはPCに向かっていた。

「はあ?誰と?わたし、途中からすっかり記憶ないんだけど」

「稲葉さんですよ!彼女が空井さんに大人しく連れ帰られてたのも
意外だったけど、柚木三佐と仲良く話してたのも、意外でした。
それだから飲み過ぎちゃったんでしょうけど」

あ〜、それで。

道理で記憶の端に『女だからって仕事がどーの』とか
『男の中に混じって仕事するからこそ負けたくない』だの、
今の自分には青臭いような言葉が引っかかっているのか……。

「稲葉さん、随分柚木先輩に同情してましたね。酔っ払ってたとは言え。
確かにテレビ局も女性には厳しい職場でしょうから」

槙はやけに物分りのいい締めくくり方をした。

わたしはちょっと腹が立って、隣に座るヤツの足を思い切り踏んづけた。

「あ〜!!何すんですか!?」

「頭だけで分かったようなクチ利くんじゃないよ。
稲葉には稲葉の苦労があるんだろうよ。
下手に同情なんかしない分、空井の方がまだマシ」

「そんなこと……俺が一番分かってます。
何年アンタ見てると思ってるんですか」

考えてもいなかった言葉が返って来たので、
思わず隣を見たら槙の真剣な眼差しにぶつかった。

嫌だな、もう。

コイツのこう言う所、マジ苦手。

だってとうの昔に捨てたものを、また求められてるような、
そんな気分になるんだもん。

なんだかんだ言ってあの帝都テレビのディレクター、
稲葉リカは空幕広報室に馴染んだ。

爆弾みたいなねーちゃんだと思ったが(そしてその爆弾ぶりは
相変わらずではあるものの)、一本筋は通っているようだった。

ああやって何とかしなければと、じっとしていられない姿は、
まるで何年か前の自分を見ているような気分になる。

アテンドに入っている空井も引きずられて、とでも言うのか、
それとも鷺坂室長が自慢するようにショック療法とでも言うのか、
最近では随分と積極的な仕事ぶりだ。

単純なヤツだなぁと思ったが、比嘉から聞いた所によると
ようやくP免のショックから立ち直って来たとのこと。

確かに最前線で戦闘機乗ってたパイロットが、
普通F転、他機種のパイロットになるだけでも相当なショックがある
ものだろう。事故が原因とは言え、空井はもう二度と
空が飛べなくなってしまった。
防大ではなく初めから航空学校を選び、真っ直ぐその道を選んで来た彼には
最初の、そして途轍もなく大きな挫折だったのではないだろうか?

その心理的再建を果たすのに、稲葉みたいなガツガツしたヤツが
必要だったと、鷺坂室長は見抜いていたんだろうか。

昨夜の懇親会で、ニマニマと笑顔だった鷺坂室長はいかにも
『詐欺師』の名に相応しかったが。




「何にもなかったあ〜?!」
昼食後、休憩コーナーで紙コップの紅茶片手に思わず叫んだ。
「あ、柚木さん、シーーッ!そんな大きな声出さないで下さい。
恥ずかしいじゃないですか」
携帯電話の向こうの稲葉の声は、いつもと違ってシャッキリしない。
「わたしたちだって、二回目のデートには……」
思わずうっかりなこと言いかけて、口を噤んだ。
槙がいたらまたうるさいこと言われる所だった。
「こう言う場合、どうしたら良いんでしょう。やっぱり女子側からセッティングすべきですか?」

稲葉の声はかなり切羽詰まっていた。

正直空幕広報室にいた頃は、周りがどんだけヤキモキしても
まるで色気付かない二人だった空井と稲葉は、
空井の松島基地異動、そして入間への異動からようやく変化があった。

ヘタレこの上ない空井が何とか告白したらしく、
今年の四月以来やっと稲葉から仕事以外の内容でメールが
来るようになったのだ。

しかしわたしと槙を先例にしなきゃならない程、
この二人は先行きに困ってると言うことか?

「もう何回目のデート?」

わたしは一応声をひそめた。

「……4回目です」

「……あのさ、稲葉」

「はい?」

「空井って、付いてるの?確かに男の子だよね?」

「!!!。な、な、柚木さん、それはいくら何でも」

疑い過ぎです。

稲葉は上がりかけた声を低めて答えた。

「……それなりに仕方ない事情があったんです。
空井さんもよく我慢してくれたんだと思います」

「我慢……」

一体彼らは幾つになったと言うんだろう。

昔言ったような気もするけど、ホント『コイツら、早くくっついちゃえ』と
言いたくなるじれったさだ。

鷺坂室長は先日隊内の行事ですれ違った時に「槙家と空井家、
どちらの仲人が先だろうね」とニンマリしていたが、
これではそんな話、まだまだ先なんじゃないか?
高校生より初々しいような付き合いぶりだ。

「すみません、柚木さん。また後でメールしますね」

稲葉は電話を切った。

わたしは大きく溜息をついて、窓の外を飛び立ってく機影を見送った。




それでもあの二人は二人なりのペースで、ようやく結婚にこぎつけた。

空井も稲葉と付き合って大分学んだのか、式より先に籍を入れた、との事だった。

あり得ない話ではあるが、式を先にしたら当日花嫁に逃げられたら
困るもんな。
いや、あのガツガツ稲葉なら、何か重要な仕事があったらやりかねないか。

そんな風に電車で、二人の式のある軽井沢へ移動中、
夫と話のネタにしていたら、まさかの展開。
式場の教会は完全にセッティングオッケーなのに、花嫁は未だ東京にいると言う。

「……まさかのまさかだけど」

隊側の参加者では一番口が軽い片山が、最初に口を開いた。

花嫁の到着が遅れると式の進行から発表された時、
あまりの事に会場は凍りついたように静まり返ってしまった。
因みに今季節は夏である。

「稲ぴょんにこのまま逃げられるなんてこと、ないよな?」

「お待たせして申し訳ありませんが、大丈夫です。
先程LINEにて連絡がありました。上野駅より新幹線に乗ったそうです」

「稲葉一人で大丈夫なの?ウェディングドレス、あちらで着て来るんでしょ?」

空井は式場の中央、祭壇の前で儀礼服姿でスマホ片手に立っていた。
ホント儀礼服着てなかったら、とても新郎に見えない。
それくらい焦り、と言うよりは稲葉に対する心配が目に見えるようだった。
情けない表情が置いてけぼりくらったワンコみたいだ。
「職場から阿久津さんが一緒みたいです。あ、ゆず…槙さん。
どうぞ腰掛けてて下さい。貴方に万一の事があっても」

「別に突っ立ってただけで、赤ん坊は産まれないよ。
ましてや初産は遅れるらしいし。でもお言葉に甘えて……よいしょっと」

わたしは三ヶ月前から順調に産休に入った。
ドクターの話ではいつ産まれてもおかしくないと言う。
今日の外出を夫はかなり渋い顔ではあったが、それでも許可してくれた。

空井と稲葉の結婚式。

こんな面白いもの、わたしたちが祝わなきゃ、誰が祝うのよ。
「先程こっそり聞いてみたんですが、誓いの言葉は誰か代理がいるだけでも、
式は遂行されるようですよ」

比嘉がにこやかな笑顔を見せた。
コイツ、ニッコリと結構ひどいこと言うのよね。
勿論空井をからかってるだけなんだけどさ。
花嫁の遅刻ともなると、場が固くなりがちだから、
何とか笑い飛ばそうと彼らは彼らなりに気を使っているらしいが、
新郎の空井には傷に辛子を刷り込む効果しかないだろう。

「一体誰が代理になるって言うんですか。大丈夫です。
オレっ、いや僕はリカを信じてます。ちゃんと来ますよ」

「フッフッフ〜。空井、まさかの為のBプランも任務にはありだと、
広報で教えたろ?良かったらおいちゃんが稲ぴょん代理になろうか?」
「鷺坂さんには仲人をやって頂いているだけで充分です」
空井はわざとらしく頭を下げた。

全くね。
人生一度かと思えるハレの日に、やっぱり仕事で遅刻なんて
全く稲葉らしい。
空井の話では、どうにも職場に代われる人間がいなくて
稲葉がやらなければならなかったらしい。
そんな時に自分の事だけ考えて、投げ出すような稲葉じゃ、
空井だってこうまでは惚れなかっただろう。
惚れた弱味なんだから、仕方ないよね。
わたしは嬉しくなって、クスリと微笑った。
だってさ、二人とも幸せだって分かるんだもん。
最近あまり動かなかったお腹の子が、コツンとお腹を蹴飛ばした。
ハプニングがあっても、険悪な雰囲気ではないのは分かるらしい。

参加出来て良かったね。
わたしはお腹をさすった。



◆◆◆



結婚式はアクシデントだらけでも、何とか無事に終了した。
そう無事終了。
例え花嫁が遅刻しようと、誓いのキスの最中花嫁が倒れようと。
彼女は今、ICUで点滴を受けている。

倒れた原因はただの貧血ではあるものの、
妊娠2カ月との事でアレコレ検査もするようだった。

「ごめんなさい……」
目が覚めて、彼女はすまなそうに僕を見た。
「いいんだよ。君が何でもなくて良かった」
「最近忙し過ぎて、自分の体調に気が付きませんでした」
「ハネムーンで休みを取る分、穴を開けないようにって準備してたからね」
そしてそんな君だから側にいたいと思ったんだから。
「お詫びなら後で幾らでもして貰うから、今はゆっくり休んで」
彼女は小さく肩をすくめた。
彼女の髪をくしゃりとなでて、部屋を出た。
外の待ち合いの椅子の側には、彼女の上司の阿久津さんと仲人の鷺坂さん、
槙さん夫婦が立ってこちらを見ていた。
丁寧に頭を下げた。
本当に彼らには世話になっていると思う。
阿久津さんなど、東京からずっと花嫁衣装の彼女に連れ添って
此処まで来てくれたのだ。
全く恐縮するばかりだ。
鷺坂さんや槙さん夫婦、特に夫人の方には散々揶揄われたものの、
妻が妊娠していたと話すと、神妙な表情になった。
「まあ、何か困ったらいつでも連絡しな。こちらは経験者だからね」
「そんなこと言って……。典子さんだって、産むのはこれからでしょ!」
この夫婦も相変わらずだ。
でもだからこそ、揺るぎなく幸せなのが見てとれる。
自分たちもそうなれるかな……?
何だか一生、安心とか安全とは縁がないような気がする。
先程そうボヤいたら、鷺坂さんは笑い飛ばして言った。
「空井ならスクランブルはお手の物でしょ〜」
「スクランブルの方がまだずっとマシです」

夏の夕暮れはゆっくりと訪れ、窓の外からようやく
一番星が見えてきた。

今日は一日晴れ渡った青空だった。
明日は彼女にゆっくりと付き添うことが出来るだろう。

言葉にするとスルリと逃げそうな幸せは、
きっと彼女のような姿をしているだろう。

思わず笑みが浮かんだ。
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次女妊娠中にQEDにはまりました。
当然ですが、原作者および版権元様とは
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著作権も一応手放してはいないので、
ご利用の際はご一報下さい。

……なんじゃ!このネタ!?と
思ったら、目をつむって十数えてなかったことに
して欲しいです^^;
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