タタ奈々と空稲で二次してます。
どちらのジャンルも原作設定をメインとしております。
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これで最後かなあと考えた前回の投稿だったのですが、
これだけでも書きたいと言う気持ちがあり、
UPすることにしました。
このお話が最後になるかな?
考えていたより、リウマチの症状が進んでおり、
長い文書を書いたり、入力したりがかなり厳しい状態です。
お仕事の方はありがたいことに順調にきておりますので、
投薬治療をしながら続けていきたいです。
これも空稲の、このサイトを読んで下さった方々の
継続した応援やお声掛けあればこそ、始まりました。
まさにはじまりの飛行機でした。
コメントありがとうございますm(__)m
返信は次回更新か、その後の更新でさせて頂きます。
お待たせしてしまってすみません(^_^;)
前編・後編に分かれました。
よろしくお願いいたします。
SSは続き記事からです。
これだけでも書きたいと言う気持ちがあり、
UPすることにしました。
このお話が最後になるかな?
考えていたより、リウマチの症状が進んでおり、
長い文書を書いたり、入力したりがかなり厳しい状態です。
お仕事の方はありがたいことに順調にきておりますので、
投薬治療をしながら続けていきたいです。
これも空稲の、このサイトを読んで下さった方々の
継続した応援やお声掛けあればこそ、始まりました。
まさにはじまりの飛行機でした。
コメントありがとうございますm(__)m
返信は次回更新か、その後の更新でさせて頂きます。
お待たせしてしまってすみません(^_^;)
前編・後編に分かれました。
よろしくお願いいたします。
SSは続き記事からです。
◆◆◆
あの日君は、泣いていた。
滅多な事では泣かない君が。
あの時君を抱きたいと、心から感じた。
我が家の第一子の誕生予定日は、2月の半ばだ。
それに伴い、彼女は妊娠7カ月で休職届けを出し、今現在は専業主婦である。
『専業主婦』。
良い響きだ。
いや、これが女性の権利だとか、夫婦共働きが推奨されつつある
世の流れから言えば、かなり不遜な物言いだと、自分でも良く分かっている。
だから心の中でひっそりと思うだけなのだが。
「大祐さん、おかえりなさい」
コレ!
コレなんだよ!!
つい、そう考えてしまう。
入間から小金井の自宅に帰宅すると、シンプルなデザインのエプロンをした彼女が、
キッチンから玄関を覗くように僕を見る。
「今日はビーフシチュー?いい匂いだね」
「そのう、ビーフシチューは難しくてハッシュドビーフなんです」
「いいね、僕はそっちのが好きだな」
「良かった。柚木さんに相談したら、空井は子供舌だから、
ハッシュドビーフにしたら?ってメールに返信があって…」
「……。」
彼女は家事で困ると、主婦としては先輩にあたる柚木さんこと
現在の槙夫人に相談をしているようだ。
まあ、妊娠中の彼女が不安を感じるよりは、
誰が相手でも相談して貰う方が良い。
荷物を片付けて着替えると、既に食卓にはきちんとサラダと
ハッシュドビーフの夕飯が準備されていた。
「健診どうだった?」
確か今日は妊婦健診だったはず。
「順調でしたよ。大祐さん、あの本当に性別知らなくて良いんですか?」
先にベビーグッズを揃えたい。
彼女からそう言われてはいたものの、僕は敢えて聞かない事を選んだ。
昨年夏に生まれた槙家は女の子だった。
父親である槙三佐はメロメロで、一週間に二度は
槙家の令嬢の写真が添付されたラインが来る。
楽しみは後に取っておきたい。
しかし彼女の意見は違うようで、槙家が女子なら
我が家はきっと男の子だろうと言う。
「わたしが、あ、しまったなっていうような失敗した時に限って、
お腹を蹴るんですよ。
後、ウチの上空をC-1が飛ぶ音が聞こえると、
やっぱり蹴るの。きっと大祐さんに似た男の子ですよ」
僕は食卓に付いた。
「生まれてみないと分からないよ」
彼女の可愛い思い込みに、思わず笑みが漏れる。
「大祐さんは女の子が欲しいから、性別知りたくないのでは?
この前大祐さんのお姉さんやお母さんにも、
きっと男の子だよって言われた時も、とても拘ってまだ分からないって言ってましたよね」
「そ、そんなことは」
鋭い指摘をさり気なく受け流し、僕はいただきますとつぶやいた。
彼女は僕の家族とも積極的に交流しているようだ。
はっきりした性格の姉二人とは、時には厳しい意見の交換になるようだが、
母曰く「アレは仲が良いと思う」だそうだ。
柚木さんと言い、女子の世界は今ひとつ分からない。
「健診で言われたんですが、そろそろ入院の荷物を揃えた方が良いようです」
「予定日はまだ二週間は先だろう?」
「予定日通りの出産ばかりではないですし。
でも初産は予定日より少し遅くなる事が多いみたいですね」
そうなのか。
彼女が妊娠に限ってはのんびりしているせいか、
僕が色々なサイトを見たが、この「妊娠、出産」の世界も
イマイチ良く実感出来ない。
形になって、赤ん坊が目の前にいないと覚悟ってつかないよ。
比嘉さんが笑顔で言っていたな。
彼女の前では見せられないものの、すっかりマタニティブルーな
状態の心境だ。
翌日、朝から雪が降った。
この地域、この季節はたまにドカ雪が降る。
「今日は午後は雪かきだなぁ」
窓の外を見てつぶやいた声に、彼女が言った。
「大祐さん、今日は無理して早く帰らなくて大丈夫ですからね?
精一杯雪かきして来て下さい」
「……うん」
何だか突き放された気持ちになって、出勤した。
それが。
丁度お昼を食べた頃だ。
彼女からラインが入った。
『破水したので病院行きます。大祐さんは雪かきが終わったら来て下さいね。』
何故だ。
何故こんな窮地に雪かきに拘るんだ。
破水したと言えば、かなりの難産になるのでは?
確か片山さんちの奥さんが、8か月で破水して大変だったと言ってなかったか?
「リカ、大丈夫なの?!」
僕は慌てて電話した。
どんなにネットが発達しようと、電話に勝る連絡手段はない。
「大祐さん、大丈夫です。今ドクターから診察を受けて、少し落ち着いたようです。
破水って言ってもそんなに多く出た訳ではないので」
す、少し出た?
「まだお産まで半日はかかりそうです。安心してお勤めして下さいね。
あ、母から電話入ったんで一旦切ります」
「リカ…!待っ!?」
電話は切れた。
破水?
大丈夫なのだろうか?
しかし彼女の声は冷静だった。
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プロフィール
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森伊蔵
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性別:
非公開
職業:
主婦
趣味:
読書・お絵かき・料理
自己紹介:
次女妊娠中にQEDにはまりました。
当然ですが、原作者および版権元様とは
一切関係がありません。
閲覧に関しては、個人で責任を負ってください。
著作権も一応手放してはいないので、
ご利用の際はご一報下さい。
……なんじゃ!このネタ!?と
思ったら、目をつむって十数えてなかったことに
して欲しいです^^;
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