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タタ奈々と空稲で二次してます。 どちらのジャンルも原作設定をメインとしております。
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すみません。カテゴリーがどこに入れていいか
解らなかったので、もう一応ここってことで(^_^;)


ツイ友で、先日リンクさせて頂きました
Blue of fateの狐さんからチケットを譲って頂きまして
綾野剛さん主演の『太陽2068』の舞台を見に行くことが
出来ました!!!!


まだまだ小さい子供のいる我が家です…。
まあ普通、子供を預けてのママのお出かけっつーのは
まだもうちょっと先の話かなって…思うのですが
(特に夜間帯は)主人が二つ返事で引き受けてくれると言う、
なんかすごい奇跡が起きました。


まずは主人にお礼を言うと共に、
チャンスを下さった狐さん、当日ご同行しました
お友達皆様に本当にありがとうを言って、
アレコレとネタバレの多い感想を書こうと思います。


そうです、ネタバレです。
この先ご覧になる方は、閲読の際はご注意ください。

感想は続き記事からです。

拍手[12回]





いやもう。
突然行く!って決まったのに、お席が大変に良い席で
びっくりしました。
心臓止まるかと思った…(^_^;)
1階右側の脇側のお席にいました。
シアターコクーンでやるお芝居の特徴なんでしょうか?
以前(本当に昔々)コクーン歌舞伎を見に来た時も
そうだったんですが、1F客席も舞台から降りてきた役者さんが
演技の場として客席を走り抜けていったりする演出が多く、
(歌舞伎の場合なら花道の代わりなんでしょうねー)
コクーン1階での観劇は非常にお楽しみが多いんです。
舞台の作りそのものにも仕掛けがあり、臨場感を越えた
面白さが詰まっていました。

監督さんが間違いなく一流の方なので、その辺は全く心配はしていなかった
ものの、最後一般的には舞台裏の部分にある部分まで、
しっかり使っていたのには本当に驚きました。



非常にテーマ性の高い内容でしたが、
お話自体がわかりやすく、しかも安っぽくなく。
演じてたキャストさんの影響で、今回お芝居見るの初めてー!
と言うお客さんも多かったかもしれない中で、
そう言ったお客さんにもとても配慮の行き届いた
舞台だなあと思います。
若い頃に見てたお芝居には、有名な監督さんほど
テーマや脚本などがわかりにくかったりすることが
多々あったんですが、ただ俳優さんのファンで来ちゃった!
(今回のわたしみたいにw)と言う方でも存分に
隅々まで楽しい内容だったと思います。



近未来設定なのですが(2068年?)あのう…ノクスって
あれ吸血鬼だよね?って聞きたくなる、ちょっとポーの一族みたいな
設定がありまして、昼型旧人類のキュリオ(後程この言葉自体が
差別用語だとセリフの中に出てくる)と、夜型新人類とこの世界の
中で言われているノクスになってしまった世界。
対立、と言うより互いに折り合いながら生きていかなければ
いけないノクスとキュリオには微妙に操作された情報の中で、
互いが互いに実は内心では差別している。
成宮さん演じる、キュリオを知らずに育った純血のノクス森繁と
綾野さん演じる、村の噂ばかりでノクスを知りあこがれていた鉄彦の
友情と、元AKBの前田敦子さん演じる結を中心といた
ノクスとキュリオに分かれてしまった血縁を中心としたドラマ。


わたし冒頭のシーン、もしかしたら終わりにリンクするのかな?
とか思いながらひやひやして見てたんですが、
いやー……おそらく監督さんの仕組んだとおりに嵌ったかも(笑)
物語中盤に続くのですが、この辺もっと詳しくお話知りたいなって
部分までやったら上演時間3時間は足らないわよねえww
あと純血ノクスだと自己紹介してた森繁はもしかしたら
幼少時に買われてきたキュリオ??と思えるセリフも
中盤出てきます。
鉄彦のバックボーンはお話の中でしっかり書かれているのですが、
ラストがあんなふうに繋がるのならば、
森繁の『育ち』も知りたかったかも。
そしてもし再演があるならば、森繁の役を綾野さんが演じるのも
面白いだろうなあ…なんて思ってしまいました。
この二人は似ているけど表と裏です。



ノクスは感情がない、と言うような感じにも見えるんですが
彼らなりの情や欲はきっちりある。
ただ進化した?といわれる脳を代表する理性が
感情や欲を表に出すことを恥ずかしいとか、くだらないと、
もしくは効率的ではないと感じている。
ノクスたちはその互いに生じた擦れ違いを『話し合いと理性で解決』している
自分たちを美しいと思ってるんです、最初のうちは。
けれどそれは見たくない部分を互いにまるで見ていないだけで、
その見なかった部分はどうしても効率的には生きてない貧しい
キュリオたちにしわ寄せがいってる。
キュリオの世界はまるですぐにくるであろう未来のような、
老人ばかりで子供が極端に少ないのですが
実はそれはノクスも同じで(彼らは繁殖能力が弱い、もしくはない?)
しかもキュリオの事情はノクスの内部事情によることも
見えてきます。

このノクスとキュリオの終わりのなさそ~な、なんとも
もちつもたれつの嫌な関係は、丁度私の主人の故国と
日本の関係の問題がそっくり入ってるみたいで
(ノクスが日本にあたると言う皮肉で)結構突き刺さるセリフや、
これどっかで言われたなと言うようなセリフがぽんぽんって出てきます。
でもだからってお芝居そのものは重くなく、明るい場面もあり
最後鉄彦と森繁の築かれていく友情が破たんせず、ストーリー全ての
希望に見える形で終わって良かったーー!と思いました。
そう、だから観た後味が悪くない舞台です!
最後にぽーーんと有名な曲が舞台に流れた時に、
言葉やセリフでなにか言われるよりも、すっと監督さんたちの
仰りたいであろうことが心に入りました。




そ、そして…綾野さんですよー。
綾野さん。
もう最近はあちこちに出まくりの彼なんですが、
追いかけはじめたらお母さん業が廃業になってしまうため(^_^;)
あえて見ないで来たわたしなんで、今回初めてナマモノの
綾野さんをしかもこんなに間近なお席で見させて頂きました。
このブログでつながったお友達から頂いた、ドキュメント番組のDVD
なんかを見るたびに『綾野さんは舞台向きの役者さんかもなあ』なんて
思ってたんですが、本当に演じてるときは鉄彦そのものなんですが
も、も、も、(アヤシイw)最後のカーテンコールでパラッと
その仮面が落ちた時に、すっごいカワイイ笑顔(笑)が見えて
いやーーーギャップに弱いおばさんにはズキュンと来ちゃいましたw
ご同行の方たちとも話してたんですが、
成宮さんと綾野さん、涙…流してたよね?いや汗か?(走ってたから…)
なんてこともあり、久しぶりに舞台をみた私には
食べ物のどに通らなくなるくらい(笑)、心臓にいい意味で悪い
舞台でした~。
いやー今だ興奮冷めやらずで、なかなか眠れなくて困ってるんですけど
大変な活力剤になりました。ドーピングです、ドーピング!



公演は8月3日までです。
立ち見ですが当日券も出てますので、興味をもたれた方、
ごーさんファンの方まだ遅くない!!ぜひ見に行ってください!



…そして感想書くたびに思うんですが、
こんなまとまらない感想でごめんなさいm(__)m
今、ちまちま書いた文字を無理やりまとめて本にして読んでいただいてる
身なのですが……読書感想文やエッセイはマジ、苦手です。
このブログ始めてから、尚更自覚しましたww
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次女妊娠中にQEDにはまりました。
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著作権も一応手放してはいないので、
ご利用の際はご一報下さい。

……なんじゃ!このネタ!?と
思ったら、目をつむって十数えてなかったことに
して欲しいです^^;
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